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ハンゲショウ 第三十候「半夏生 (はんげしょうず)」 7/1~7/6頃。葉が白くなるのは虫を誘う必要から目立つように進化した?地域によっては絶滅危惧種に指定されています。

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学名:Saururus chinensis 漢字名:半夏生 半化粧 別名:カタシログサ 英語名:Chinese lizards tail 分類/科名:ドクダミ科ハンゲショウ属
草丈:50~100cm よく見かける場所:庭 湿地  よく見かける時期:6~7月
花言葉:内に秘めた情熱 内気
ホトトギスのような葉先が白く粉を吹いたようになり上から穂先が出てきます。
日本や東アジアの亜熱帯性湿地に分布する多年草です。日の当たる湿地などに太い地下茎で繁殖してきました。
漢字名の半夏生(はんげしょう) は半夏生の時期(七十二候)に花を咲かせることから、半化粧(はんげしょう) 片白草(かたしろぐさ)は葉の半分ほどが 白くなることから名づけられたそうです。
学名の「Saururus」はギリシャ語「sauros」と「oura」が合わさってできた単語で「sauros」はトカゲの「oura」は尻尾を意味します。英語名の lizards tailもトカゲの尻尾のように見えたことから由来しているようです。花弁のように見える大きな白いものは葉で葉脈も見えます。葉の一部が白く変色したものです。
ハンゲショウは茶花としても親しまれています。
てんてん
てんてん

花期に葉が白くなるのは、ハンゲショウは虫媒花であるために虫を誘う必要から目立つように進化したのではないかといわれています。同じように葉が白くなる植物にマタタビがあります。

七十二候の「半夏生」は「半夏(はんげ)が生ずる」の意味「半夏」とは  烏柄杓(からすびしゃく)のことを指します。
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