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ブラシノキ 花の姿がビンを洗うためのブラシそっくりです。5月中旬から、いっせいに咲き始めます。

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学名:Callistemon speciosus 漢字名: 別名:カリステモン ハナマキ(花槙)キンポウジュ(金宝樹) 英語名:Scarlet bottlebrush Bottlebrush 分類/科名:フトモモ科ブラシノキ属
高さ:2m~3m よく見かける場所:庭  よく見かける時期:5~6月

5月の中頃から真っ赤なブラシのような花を木一面に咲かせます。

オーストラリア全域からニューカレドニア原産の常緑広葉低木です。ブラシノキ属には計34種があり、そのうちの数種が観賞用に栽培されているそうです。
花弁は緑で小さくて目立たないですが赤(ときに白)の長い花糸が目立ちます。穂状花序で花序全体がブラシのように見える。花序の先から枝が伸びるという珍しい特徴を持っているそうです。
果実は朔果で見た目には枝全体を取り巻く昆虫の卵のように見えます。中には粉状の種子が入っています。オーストラリアでよく起こる森林火災が起こると割れて種子を放出するそうです。
花の形が瓶を洗うブラシに似ているとしてブラシノキと名付けられました。ブラシノキという呼び名は一般的に近縁種のハナマキ(金宝樹)や葉の形がマキに似たマキバブラシノキの総称して使うことが多いそうです。
属名のCallistemonはギリシャ語で「美」を意味するkallosと「雄しべ」を意味するstemonを合わせて「美しい雄しべ」からきているそうです。
木が若いうちは開花しませんが一旦開花すると毎年咲くようになるようです。

てんてん
てんてん

特に虫や病気はないそうです。
タネから育てることもできるそうです。

タネは1年後に熟しますが、樹上についたままであれば4年ほど発芽が可能です。樹上で1~2年たったタネを採取し4月中旬にまくことができるそうです。
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