プリムラ・ジュリアン 日本でつくられた花です。

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学名がくめい:Primula juliae hybrid(Primula × juliana) 英語名:Primula julian 分類ぶんるい/科名かめい:サクラソウ科 サクラソウ属(プリムラ属)
おおきさ:8~15cm よくかける場所ばしょ花壇かだん にわ  よくかけるつき:11~5月
花言葉はなことば青春せいしゅんよろこびとかなしみ

様々さまざま花色はないろふゆ花壇かだんをいろどっています。プリムラ・ポリアンサよりぶりなかぶですが、たくさんのはなをつけます。

花の時期じきがとてもながはなです。黄色系きいろけいの花には、よいかおりがあるものがあるそうです。
もともとはヨーロッパやコーカサスが原産げんさんのプリムラから作られました。


1981ねん日本にほんの「サカタのタネ」がプリムラ・ポリアンサにコーカサス原産のジュリアエを交配こうはい(片方のめしべにもう片方のおしべの花粉をつけて種をつくる)させたミニプリムラの「ジュリアンハイブリッド」をつくったのがはじまりです。小さな株で小さい花がたくさん咲くので人気にんきとなりました。花のあとれてしまう一年草いちねんそうあつかいですが条件じょうけんければ宿根草しゅくこんそうのように毎年花まいとしはなかせることも出来できるそうです。さむさにつよ関東かんとうより西にしでは戸外こがい栽培さいばいできます。

花株はなかぶおおきさはえているあいだは、ほとんどわりませんので花壇かだんやプランターにえるときは隙間すきまけずにえます。
プリムラの仲間なかま世界中せかいじゅうにたくさんの品種ひんしゅがあります。日本にほんのサクラソウもその仲間にほんですがプリムラとはばないそうです。

人工交配についての動画(イネの人工交配NHK for School約1分半)

ふゆ花屋はなやさんで購入こうにゅうしたかぶなつさせることができればつぎとしに花を咲かせることができます。

てんてん
てんてん

二つの種類しゅるいの花をかけあわせてつくられたはなです。
学名がくめいの×は(かけあわせ)という意味いみだそうです。

学名がくめいのPrimula × julianaの「×」は、ざん記号きごうおなじです。雑種ざっしゅ意味いみする記号きごうです。「Xぞくy1しゅ」と「X属y2種」の雑種は、「X属 × y3種」という形式にするそうです。
「Primula × juliana」は「プリムラ(Primula属)ポリアンサ」と「プリムラ(Primula属)ジュリアエ」の雑種で「Primula(プリムラ属) × juliana(ジュリアン:あたらしい名前なまえ)」になっています。

しつもん いけん かんそう