学名:Physalis alkekengi var. franchetii 漢字名:鬼灯 鬼燈 酸漿 英語名:Winter Cherry Ground cherry Chinese lantern plant 分類/科名:ナス科ホオズキ属
大きさ:60~80cm よく見かける場所:庭 畑 よく見かける月:5~9月
大きさ:60~80cm よく見かける場所:庭 畑 よく見かける月:5~9月
3月ごろに地下茎から芽を伸ばし始めて5月から6月ごろに伸びた茎の節のところに薄クリーム色の花を咲かせます。
咲き終わった花の萼が大きくなり実を包み込んでいきます。袋は最初は緑色ですが夏に赤くなっていきます。
その中に同じオレンジのトマトのような実が入っています。
日本や東南アジアが原産のナス科の春に芽を出して花を咲かせ実をつけて冬に枯れる一年草(毎年花を咲かせる多年草のものもあるそうです)です。
「ほおづき」という名前の由来は、その実の赤くふっくらした様子が「頬」に似ているところからや、実の赤から「火々」と染まる意味の「つき」からともいわれています。また、「クチュ、クチュ。」と実を鳴らして遊ぶ子どもたちの様子から「頬突き」と呼ばれるようになったという説もあります。漢字には実や萼の赤色や形から灯や燈の字があてられています。
花言葉の「偽り」や「ごまかし」は「見かけは大きいのに実際の実は小さい」という様子からきているそうです。
花を咲かせる6月~7月ごろに日本各地で「ほおずき市」が開催されます。特に有名なのが江戸時代から続く浅草寺ほおずき市です。
てんてん
名前の由来の一つにホホ「蝥(カメムシの類)」という虫がつくことからとする説もあるそうです。ホオズキにしばしば群生するヘリカメムシ科のカメムシは、「ホオズキカメムシ」という和名がつけられているそうです。