ホオヅキ NT緑地に群生しています。今年もオレンジ色に色づき始めました。

この記事は約3分で読めます。

学名がくめい:Physalis alkekengi var. franchetii 漢字名かんじめい:鬼灯 鬼燈 酸漿 英語名えいごめい:Winter Cherry Ground cherry  Chinese lantern plant 分類ぶんるい/科名かめい:ナス科ホオズキ属
おおきさ:60~80cm よくかける場所ばしょにわ はたけ よくかけるつき:5~9月

3月ごろに地下茎ちかけいからばしはじめて5月から6月ごろに伸びたくきふしのところにうすクリームいろはなかせます。

咲きわった花のがくおおきくなりうつんでいきます。袋は最初さいしょ緑色みどりいろですがなつあかくなっていきます。

そのなかおなじオレンジのトマトのようなはいっています。
日本にほん東南とうなんアジアが原産げんさんのナスはるして花を咲かせ実をつけてふゆれる一年草いちねんそう毎年まいとし花を咲かせる多年草たねんそうのものもあるそうです)です。
「ほおづき」という名前なまえ由来ゆらいは、その実のあかくふっくらした様子ようすが「ほほ」に似ているところからや、実の赤から「火々ほほ」と染まる意味いみの「つき」からともいわれています。また、「クチュ、クチュ。」と実をらしてあそどもたちの様子ようすから「頬突ほほづき」とばれるようになったという説もあります。漢字かんじにはがく赤色あかいろかたちからとうとうがあてられています。
花言葉はなことばの「いつわり」や「ごまかし」は「かけはおおきいのに実際じっさいちいさい」という様子ようすからきているそうです。
はなかせる6がつ~7月ごろに日本各地にほんかくちで「ほおずきいち」が開催かいさいされます。とく有名ゆうめいなのが江戸時代えどじだいからつづ浅草寺せんそうじほおずきいちです。

2023年ごろからNT緑地りょくちの中でたくさんの株を見かけるようになりました。

てんてん
てんてん

名前なまえ由来ゆらいの一つにホホ「ほう(カメムシのたぐい)」というむしがつくことからとするせつもあるそうです。ホオズキにしばしば群生ぐんせいするヘリカメムシ科のカメムシは、「ホオズキカメムシ」という和名わめいがつけられているそうです。

ぼんがくつつまれたホオズキの実を死者ししゃれいみちび提灯ちょうちん見立みた枝付えだつきで精霊棚しょうりょうだな盆棚ぼんだな)にかざります。ほおずきに「鬼灯」のてるのは提灯のかわりとして飾られたことからきているそうです。

地下茎ちかけいおよびは酸漿根(さんしょうこん)という生薬名しょうやくめいばれています。咳止せきどめ、解熱げねつ利尿薬りにょうやくなどに使つかわれるそうです。