ボタン 中国原産の落葉低木です。日本には薬用植物としてやってきました。「立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)、歩く姿は百合の花」という言葉は元々は生薬の用い方をたとえたものだそうです。

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学名がくめい:aeonia suffruticosa 漢字名かんじめい:牡丹 英語名えいごめい:Peony 分類/科名ぶんるい かめい:ボタンボタンぞく
草丈くさたけ:100~150cm よくかける場所ばしょにわ 花壇かだん よく見かける時期じき:4〜5月 10〜1月

4月のおわりごろ(春牡丹はるぼたん)やあきからふゆ寒牡丹かんぼたん)にほそ枝先えださきおおきなはなかせます。花色はないろは、さまざまでべにしろむらさきなどがあります。には、きれめがあります。


中国ちゅうごく原産げんさんふゆに葉をとす落葉低木らくようていぼく)です。
日本にほんには8世紀せいきごろに中国ちゅうごくから薬用植物やくようしょくぶつとしてつたわったそうです。
かわ乾燥かんそうしたものをくすりとして使つかうそうです。
江戸時代えどじだいには数多かずおおくの園芸品種えんげいひんしゅつくされました。現在げんざいそだてられている品種ひんしゅおおくは明治時代めいじじだいよりあとにつくられたものだそうです。
さむさにつよいですがあつさにはよわいそうです。

てば芍薬しゃくやくすわれば牡丹ぼたんある姿すがた百合ゆりはな」という言葉ことばがあります。
ふつう、この言葉は、うつくしいおんなひと様子ようすをあらわしていますが元々もともと生薬しょうやく使つかかたをたとえたものでだそうです。

てんてん
てんてん

牡丹ぼたん芍薬しゃくやくちがいです。
シャクヤクは草本そうほんでボタンは木本もくほんです。
ボタンは、ほとんどの品種ひんしゅかおりがないそうです。

木本(
えだくきながあいだおおきくなりつづける植物しょくぶつ
草本(くさ
枝や茎が一年いちねんくらいでれてしまうかおおきくなりつづけることがない植物

ボタンとシャクヤクのちが

 ボタン シャクヤク
葉のかたち みあり 切れ込みなし
葉のつや なし あり
花のかお なし あり
花のかた 花びら一枚いちまいずつ 花ごとちる