マツバボタン 1日花です。夕方にはしぼんでいます。雄しべを細い棒などで触ると雄しべが動きます。花糸の屈曲運動というそうです。

この記事は約3分で読めます。

学名がくめい:Portulaca grandiflora  漢字名かんじめい:松葉牡丹 別名べつめい:爪切草(ツメキリソウ)日照草(ヒデリソウ)不亡草(ホロビンソウ) 英語名えいごめい:Rose moss 分類ぶんるい/科名かめい:スベリヒユ科スベリヒユ属
おおきさ:5~15cm よくかける場所ばしょにわ 花壇かだん  よくかけるつき:6~9月
なつあか黄色きいろの小さいボタンのようなはなかせます。松葉まつばのようにとがっています。


マツバボタンという名前なまえは花と葉の様子ようすから名付なづけられました。そのほかにつめのようにどんどんえてくるところやあつさにつよいところからも爪切草(ツメキリソウ)日照草(ヒデリソウ)などの名前がつけられています。
みなみアメリカ原産げんさん原産地げんさんちでは毎年まいとし花を咲かせる多年草たねんそうです。日本にほんではふゆれてしまうためはるたねいてあきまで花を咲かせる一年草いちねんそうになっています。
花は一日いちにちしか咲きませんが次々つぎつぎに咲くので、いつも花が咲いているようにえます。
くろてつつぶのようなたねをつけます。こぼれ種でどんどんえていきますが、何年なんねんかすると八重咲やえざきのものがだんだん原種げんしゅちか一重咲ひとえざきになっていくそうです。

一日花いちにちばなです。あさ咲いていたかぶ夕方ゆうがたには花がしぼんでいました。

花糸の屈曲運動
ほそぼうなどで、そっとしべをたおすと、雄しべは反対側はんたいがわに動いていきます。これは、雄しべの花糸かし刺激しげきけるといと一部いちぶちぢまががることからおきる反応はんのうだそうです。
これで昆虫こんちゅうなどが雄しべに接触せっしょくしたときに花粉かふんむしあしからだにつきやすくしているそうです。
しべに花粉かふんがついたあと動画どうがです。(NHK for School約やく1ふん20びょう