マムシグサ コンニャクに似ていますが全草に毒があります。秋に真っ赤なとうもろこしのような実ができます。

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学名がくめい:Arisaema serratum 漢字名かんじめい:蝮草 別名べつめい: 英語名えいごめい:Jack in the pulpit 分類ぶんるい/科名かめい:サトイモ科テンナンショウ属
おおきさ:40~60cm よくかける場所ばしょはやし日陰ひかげ  よくかけるつきはな 4~6月  10〜11月

4がつごろから球根きゅうこんからくきをのばしてとりあしのようなおなたかさに二枚にまいつけます。5月ごろからはなきます。雌雄異株しゆういかぶ雄花おばな雌花めばな別々べつべつかぶにつきます。花びらはありませんが葉(がく)の変化へんかしたものがしべやしべをつつむようにつきます。仏炎苞ぶつえんほうとよばれています。仏炎苞のいろ緑色みどりいろのものから褐紫色かっししょくまであり地方ちほうごとでちがうようです。葉の小葉しょうようは7~13枚でなかの小葉がおおきく外側そとがわちいさくなっています。

日本にほん中国ちゅうごく原産げんさん毎年まいとし花を咲かせる球根きゅうこん植物しょくぶつです。日本では北海道ほっかいどうから九州きゅうしゅうやま野原のはら日陰ひかげ湿しめったところにえています。
名前「マムシグサ」は茎や仏炎苞に茶色ちぃろっぽい模様もようがマムシの模様にているのでマムシグサとづけられたそうです。花の形がマムシが鎌首かまくびをもたげている姿すがたに似ていることやマムシがいそうな場所ばしょに生えていることもかさなっているようです。秋田県あきたけんでは「ヘビノバッコ」ともばれているそうです。
は二枚だけです。 球根(球茎きゅうけい)はひらたい円形えんけいでコンニャクに似ています。
雄花おばなをつけていた株の球茎が大きくなると、ある年から雌花めばなをつけるそうです。球茎のおもさがると雄花に逆戻ぎゃくもどりするそうです。
あきにオレンジ色からあか色にじゅくしトウモロコシに似たかたちの実をけます。

株はご近所ごきんじょえられているのをつけたものです。

小葉のかずが五枚なのでムサシアブミかもしれません。
やま神社じんじゃ境内けいだいで見つけました。

葉はかれていました。

てんてん
てんてん

コンニャクに似ていますがどくがあります。

株全体かぶぜんたいどくがあります。とくに球根きゅうこんに毒がおおくく、そのしるれると炎症えんしょうをおこしくちれると口からのどまでに激痛げきつうがはしりつばくだすことすらできなくなるそうです。また、はげしい下痢げり嘔吐おうと心臓麻痺しんぞうまひといった症状しょうじょうあらわれ、いのちかかわることもあるそうです。

しつもん いけん かんそう