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ミヤマトウバナ? トウバナの仲間は、よく似ていて萼の毛や形をルーペなどでチェックしないと正しく同定できないそうです。

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学名:Clinopodium micranthum var. sachalinense 漢字名:深山塔花 分類/科名:シソ科トウバナ属
草丈:30~70cm よく見かける場所:山地 よく見かける時期:7~9月
夏の山地などで伸びた茎先に小さな唇形の花を放射状に咲かせています。葉は長卵形で茎は四稜形で毛がありません。

東アジアに分布する多年草です。日本では本州の鳥取県以北から北海道に分布しています。谷間の林内に生育しているそうです。千島列島やサハリンにも分布しているそうです。イヌトウバナを基本種とする変種だそうです。

高原で出会ったのでミヤマトウバナと思ったのですがイヌトウバナにもよく似ていましたので調べてみたら両者の花の付け根の萼にある毛などに違いがありました。
ミヤマトウバナは萼にまばらに短毛があるだけでイヌトウバナには花の付け根の萼に長い軟毛があり繊毛が混ざり葉の裏面に腺点があります。
今回出会った花の萼の部分を拡大してみるとまばらな短毛だけで長い軟毛が見られませんでしたので「ミヤマトウバナ」としましたが葉の裏を撮影できていませんのではっきりと同定できませんでした。

てんてん
てんてん

トウバナの仲間はよく似ていて萼の毛や形をルーペなどでチェックしないと正しく同定できないそうです。
萼や葉のうらなどしっかり撮影しないと同定が難しくなります。

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