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ガンクビソウ 日本在来種です。花姿はヤブタバコによく似ています。

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学名:Carpesium divaricatum 漢字名:雁首草 分類/科名:キク科ガンクビソウ属
草丈:25〜100cm よく見かける場所:市民の森 日陰の林縁 よく見かける時期:8~11月
花言葉:けなげ

秋の林のふちに伸ばした茎先に黄色いセンダングサのような、つぼんだ花を下向きにつけています。花姿はヤブタバコによく似ています。

上の方につく葉はセンダングサと違って長楕円形で切れ込みがありません。下の方の枝の葉と根元の葉は広楕円形で薄くふちが切れ込んでいます。


本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾に分布する多年草です。日本在来の植物です。人里の近辺や山野などに多く日陰の林縁に生えています。
ガンクビソウは、 茎の先に1個の頭花がつきますが、花の手前できゅっと茎が曲がり、 横から見るとまるで★煙管 (きせる) の雁首がんくびのように見えます。 冬に 葉が落ちた後のタネつきの枯れ枝は特に煙管に似ているそうです。

ヤブタバコ(藪煙草)は茎と葉の付け根に複数の花をつけますがガンクビソウは茎先に花をつけます。

初めはヤブタバコだと思いました。

てんてん
てんてん

煙管 (きせる) はタバコを吸うために使われる道具です。
最近は見かけませんね。

「煙管」はタバコを吸うために日本で江戸時代ごろから普及した道具です。
長い柄 (羅宇) の先に、煙草の葉を乗せる 「火皿」があり、 羅宇と火皿をつなぐ部分が 「雁首」 です。
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