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ヤマトタマムシ 四半世紀前に捕まえました。まだ綺麗です。

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学名:Chrysochroa fulgidissima (Schonherr, 1817) 漢字名:玉虫 英語名:Jewel beetle 分類/科名:タマムシ科ルリタマムシ属
大きさ:4cmくらい よく見かける場所:エノキ ケヤキ  よく見かける時期: 真夏
きらきら光る緑や赤の上翅(じょうし:上の硬いはね)がきれいな甲虫です。光沢色は鳥が嫌うために保護色のようです。その美しさから古来から装飾品などに使われてきました。
日本本土では本州、四国、九州に分布し北海道にはいないそうです。
成虫は6から9月にかけて見かけます。真夏の日中の特に日差しの強い日によく活動し成虫の餌であるエノキやケヤキなどニレ科広葉樹林でみかけます。夜間は幹の陰に潜んでいます。
卵はエノキやリンゴ等の樹皮の割れ目や傷跡に生み付けられます。幼虫は幹の中を食べていきます。
タマムシの仲間は上翅と下翅のサイズ、面積が大きく違わず、翅を閉じる際には下翅を折りたたむことなく上翅の下に収納します。また、下翅を広げる必要がない分だけ、翅を開いてから飛び立つまでに要する時間も短くて済みます。そのため、止まっているところから素早く飛び立つことができます。

写真の個体は約25年前の真夏に家の生け垣の上でひなたぼっこをしているのを見つけて捕まえました。特に処理をすることなくケースに入れて保存しておいたものです。
きれいなまま保存できています。

てんてん
てんてん

敏感で、すぐに飛び立てるので捕まえにくい虫です。