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国際宇宙ステーション「きぼう」 8月末は、見頃です。

この記事は約5分で読めます。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)のホームページより

「きぼう」を見よう

国際宇宙ステーションと「きぼう」

国際宇宙ステーション(ISS)は地上約400km上空に建設された、人類史上最大の宇宙施設です。その大きさは、ほぼサッカー場ほどの大きさで地球からも明るく輝いて見えます。条件がよければ木星並み(-2等級)の明るさで見えます。
「きぼう」は国際宇宙ステーション(ISS)に宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、参加している日本実験棟です。

8月下旬は、国際宇宙ステーション「きぼう」が観測しやすいところを通過します。前回見ることができなかったので、朝早いですが起きて観測してみました。

(この写真に写っている光跡は、とぎれとぎれなので航空機がヘリコプターのようです。)
今回は、先日、ペルセウス座流星群で紹介しましたオリンパスのライブコンポジットで撮影しようと準備して待っていました。 

国際宇宙ステーション「きぼう」の通過予想時間

「きぼう」を見よう、で通過日時や見頃が分かります。
以下のホームページで観察地一覧からお住まいの地域を選びます。

 

北海道・東北など地域を選びます。

さらに右の矢印で絞り込みたい地域を選びます。

お住まいに一番近い場所を選びます。
地域を間違えると観測するときに方向や見える角度が違ってきます。

 

このデータで、8月24日早朝4:37から4:40のあいだ南西方向から見え始め、東に抜けていくことが分かります。(このデータは、東京が観測地)
軌道の計算は30秒ごとに更新されていますので直前に確認が必要です。
こちらでも「きぼう」の見方を紹介しています。

当日の早朝に起きて撮影の準備を始めました。
昨日のデータをもとに南方向から東へ向かう光跡がとらえられるようにカメラを固定して待ちました。
再確認のためスマホで「きぼう」の軌道を確認すると大変なことに気づきました。

見え始め、南西226°仰角10° 見え終わり、北東51° 仰角55° 最大仰角 80°方向 東北東64°南西から北東へ我が家の真上を通る軌道になっていました。
事前のカメラ設定は、南から東方向で仰角も最大60°にしていましたので「きぼう」が写りませんでした。

あわてて、スマホで写真を撮りましたがライブコンポジットの画像が撮れませんでした。

赤い火星をかすめるように東の方へ上っていきました。火星は、今年は10月に接近するので8月は明るくー1.1等からー1.8等星です。「きぼう」は、火星以上に明るく白く光りながら流れるようにゆっくり動いていきます。

今回は、事前のデータの観測地がPCで調べた際、東京になっていたのが失敗の原因です。スマホで調べるとスマホの位置情報で横浜が自動的に選ばれたので正しい、データが表示されたのでした。
8月は、あと数回見ることができますので再度挑戦してみたいと思います。

 

 

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