ノアザミ トゲトゲの花には受粉を誘う秘密があります。

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学名がくめい:Cirsium japonicum 漢字名かんじめい:野薊 英語名えいごめい:Japanese thistle 分類ぶんるい/科名かめい:キク科アザミ属
おおきさ:60~100cm よくかける場所ばしょ市民しみんもり みちばた よくかけるつき:5~8月
花言葉はなことば独立どくりつ 報復ほうふく 厳格げんかく れないで
初夏しょか紫色むらさきのぼんぼんのようにトゲトゲしたはな管状花かんじょうか)をかせます。

花はくきうえで咲き(頭状花序とうじょうかじょ)ます。花が咲くまえにトゲトゲの茎やばしてトゲトゲのついたつぼみ目立めだってきます。葉はタンポポの葉のさきにトゲをつけたようです。

日本原産にほんげんさん毎年まいとし花を咲かせる多年草たねんそうです。日本のほか、アジア大陸たいりくにも変化へんかしたしゅ分布ぶんぷしています。
やまちかくの野原のはら山野さんや草原そうげんみちばた、河原かわらに自生します。日当ひあたたりのよいところでよくかけます。
トゲトゲの花には受粉じゅふんさそ機能きのうがあるそうです。はじめはつつのような花からしべがあらわれて昆虫こんちゅうなどが花を刺激しげきすると雄しべから花粉かふんてきて昆虫に花粉をあたえるそうです。その、雄しべがむとつづいてしべがあらわれて、花粉をつけた昆虫によって受粉するそうです。
ノアザミは、山菜さんさいとしてべることができるそうです。
アザミの受粉じゅふん秘密ひみつ動画どうがです。(NHK for School5ふん

市民しみんもりでトゲのついたつけました。その葉からくきび花を咲かせてくれました。葉や茎は猛々たけだけしいですが、花はきれいです。

とげのある植物しょくぶつほかにもあります。

てんてん
てんてん

アザミの名前なまえ語源ごげんには、たくさんのせつがあります。

アザミの語源ごげん
沖縄おきなわ八重山方言やえやまほうげんで「トゲ」を意味いみする「アザ」に植物名しょくぶつめいをあらわす「ミ」がついたとするせつ
・花のいろむらさきしろが交じっている「交たる(あざみたる)」ことからとする説。
・トゲのおおさに「おどろき、あきれる」をあらわす「あざむ」という言葉ことばからとする説。
さわろうとするとトゲにされて「欺(あざむ)かれた」ということからとする説。
むかしから身近みじかいていた花なのでいろいろな説があるようです。

しつもん いけん かんそう