学名:Celtis sinensis 漢字名:榎 榎木 別名:エノミ エノミノキ ヨノキ ヨノミ アブラギリ 英語名: 分類/科名:ニレ科エノキ属
大きさ:10m~25m よく見かける場所:公園 雑木林 よく見かける月:花4~5月 実10~12月
大きさ:10m~25m よく見かける場所:公園 雑木林 よく見かける月:花4~5月 実10~12月
大きな木です。幹は樹皮が暗い灰色で葉が秋に黄色く色づきます。
葉はやや肉厚で光沢がありツルツルしています。
春になると芽吹きと共に緑色の小さな花を咲かせます。花には雌と雄があります。雌花には丸い実ができ9~10月に熟して赤やオレンジ色になります。実は6~8ミリぐらいで甘味があり食べられるそうです。
日本など東アジアが原産の冬に葉を落とす広葉落葉樹です。雌花と雄花が同じ木に咲きます。高さが20m以上で幹の太さは1m以上になる高木です。北海道を除く日本全国に自生しています。
枝分かれが多く大きな木陰を作るために「ケヤキ」などとともに各地の一里塚や神社・お寺に植えられています。
大木となるエノキからは大きな板を取ることができますが板は、ねじれやすく材木としての人気はないようです。ただ、頑丈であるために農具(カマなど)の「柄」を作るのに使われたそうです。そこから「柄の木」=エノキと名付けられたという説もあるそうです。
一里塚
市民の森の鉄塔近くの雑木林に黄色い葉をつけた大きな木がエノキでした。
てんてん
国蝶であるオオムラサキやヤマトタマムシ、ゴマダラチョウ、テングチョウには欠かせない餌になる木です。これらのエノキの葉を食べて育ち、エノキの葉の裏でサナギになります。
みちくさずかん
みちくさずかん
雑草という名前の植物はない 今、咲いている花たち
エノキの名前なまえの由来ゆらい
しつもん いけん かんそう