スミレ 花は春だけでなく秋まで花びらを開かない花(閉鎖花)をつけて種子をつくります。熟した種子を飛ばしてアリに運んでもらいます。

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学名がくめいViola mandshurica 漢字名かんじめい:菫 別名べつめい:マンジュリカ 英語名えいごめい:Violet 分類/科名ぶんるい かめい:スミレスミレぞく
草丈くさたけ:20~40cm よくかける場所ばしょみちばた よく見かける時期じき:3~5月
花言葉はなことば謙虚けんきょ 誠実せいじつ
はるになるとみちばたやはやし紫色むらさきいろはなかけます。細長ほそながはなくき根元ねもとについています。花のいろは、いろいろです。

アジア原産げんさん毎年まいとし花をかせる多年草たねんそうです。種類しゅるいおおむかしから愛好家あいこうかおおい花です。種類が多いので愛好家はスミレとばすに「マンジュリカ」と呼ぶそうです。
スミレの名前なまえは花のかたち大工だいくさんの使つかっている墨壺すみつぼ(すみいれ)にているところから名づけられたといわれていますがほかせつもあります。※
はるに咲くので春の花のイメージがつよいですがあきまで花びらはひらかずした写真しゃしんのように、つぼみのような状態じょうたいで花をつけつづけます。開かない花を閉鎖花(へいさか)とぶそうです。

その花のなかしべに自分じぶん花粉かふんをつけて(自家受粉じかじゅふんむすびます。実がじゅくすとからを三つにひらきホウセンカやインパチェンスのようにたねばします。
「ホウセンカの花とたね」の動画どうがです。(NHK for School1ふん10びょう
たねをとばす様子ようすがわかります。

あきられるプロペラのようなはながらです。閉鎖花へいさかじゅくしてたねばしたあとでした。

てんてん
てんてん

スミレの種子しゅしはアリがはこんでくれます。

スミレやホトケノザ・ヒメオドリコソウなどの種子にエライオソームとばれる器官きかんがついています。 アリはこのエライオソームがにおいにさそわれて自分じぶんのなかへ種子をはこびこみます。やがて、その種子はアリの巣からします。
なにもない舗装道路ほそうどうろ隙間すきまにスミレがいているのはアリさんのおかげです。

しつもん いけん かんそう