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ヨウラクツツアナナス 独特な花姿から瓔珞(ようらく)や「女王の涙」と呼ばれています。木や岩にくっついて成長する着生植物です。

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学名:Billbergia nutans 和名:瓔珞(ようらく)ツツアナナス  英語名:queen’s-tears 分類/科名:パイナップル科ツツアナナス属
草丈:30〜45cm よく見かける場所:鉢植え 庭  よく見かける時期:花 冬〜春
花言葉:
冬から春に細長い葉に花をぶら下げるようにつけます。花はアーチ状でピンク色がめだちます。花びらは黄緑色で縁が青紫で開くとカール状になります。

先端が細くとがった葉を群生させています。葉の付け根の部分が短い筒状になります。
ブラジル南部からウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチン北部に分布する着生植物です。日本には昭和初期に渡来して観賞用に栽培されています。
瓔珞(ようらく)はインドにおける装身具のことで昔の人の髪飾りや珠玉を連ねた首飾りや腕輪などをさします。花の様子が瓔珞のように見えることから名付けられたようです。同じく花姿から英語名は「女王の涙」とも呼ばれているそうです。
筒状に重なり合った葉の部分に雨水を溜め葉から直接水分と養分を吸収して成長していくそうです。
普通は鉢植えで栽培しますが耐寒性も強く土でも栽培可能なので日本の暖地では庭植えもできます。

4月下旬にご近所の庭先で見つけました。
普通の観葉植物だと思っていましたが穂先に花が咲いてびっくりしました。

てんてん
てんてん

 着生植物は寄生植物と違うようです。

着生植物
他の植物や岩などの表面などにくっついて育つ植物のことです。空中の水分と水の中にとけている養分をとって成長します。
くっついた植物から水分や栄養を得ていないので寄生植物ではないそうです。

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