カラー　分球してふやせます。3年目も咲きました。和名は和蘭海芋 (オランダカイウ)とも呼ぶそうです。

５月のおわりごろからラッパのような花はな（苞ほう）を長ながくのびた茎先くきさきにつけます。草姿くさすがたは、すらりとしています。

南みなみアフリカ原産げんさんの毎年まいとし花を咲さかせる多年草たねんそう（球根植物きゅうこんしょくぶつ）です。湿しめった土地とちが好すきな湿地性しっちせいと普通ふつうの土地が好きな畑地性はたちせいのものがあります。たくさんの花色はないろの園芸品種えんげいひんしゅがつくりだされています。
葉はの形かたちは三角形さんかくけいから細長ほそながいものまであります。花の形かたち（苞ほうの形）も細長いものから広ひろいものまであります。花の色は赤あか、オレンジ、黄き、ピンク、白しろ、紫むらさきなど色いろとりどりです。花壇かだんや鉢物はちもの、切きり花ばなとして利用りようされています。
花（苞）はやや堅かたく湿地性は花期かきが終おわると苞が枯かれますが畑地性はたちせいのものは緑みどりや褐色かっしょくになっても形かたちはしばらく残のこります。
畑地生は湿地性とちがって育そだつ時期じきと休やすむ時期がはっきりしていて春はるから夏なつに成長せいちょうし花を咲かせて秋あきには葉はが枯かれれて春はるまで休やすみます。
葉が枯れた後あとに球根きゅうこんを掘ほり上あげて春まで保存ほぞんすることもできます。