ハナトラノオ 秋になると花が目立ちます。花の穂や葉は四角錐の茎から四方に向かって規則正しく並んでいます。ハナトラノオとトラノオは違う植物です。

この記事は約2分で読めます。

学名がくめい:Physostegia virginiana  漢字名かんじめい:花虎の尾 別名べつめい:カクトラノオ 英語名えいごめい:Virginia lion’s heart 分類ぶんるい/科名かめい:シソ科ハナトラノオ属
おおきさ:40~100cm よくかける場所ばしょにわ 花壇かだん よくかけるつき:7~9月
なつからあきにかけて薄紫色うすむらさきいろ唇型くちびるがたはなをつけたそらかって背伸せのびするようにきそっていています。花の穂は細長ほそなが四角錐しかくすいで花は四方しほうかって規則正きそくただしくならんで咲きます。したから花が咲きすすんでいきます。

葉も規則正しくたがちがいについになってくきについています。

きたアメリカ東部原産とうぶげんさん毎年同まいとしおな場所ばしょで花を咲かせる宿根草しゅくこんそうです。日本にほんには観賞用かんしょうようとして大正時代たいしょうじだい(1912年から1926年)にやってきたそうです。
「ハナトラノオ」は花の穂がとらかたちていて花がうつくしいことからづけられたそうです。
あつさむさにつよ一度いちどえるとほっておいても地下茎ちかけいでよくふえます。にわからそとてしまうこともあるようです。
よくかける花ですが一つ一つの花のかたちもおもしろくてうつくしいです。

茎の断面だんめん四角しかくいのでカクトラノオともばれています。
いピンクのものから白花しろばなまで、いくつかの品種ひんしゅがあり草丈くさたけや花の咲く時期じきにもはばがあるそうです。

今年ことしもご近所きんじょでたくさんかけます。

てんてん
てんてん

トラノオ(キジカクシ科)という植物しょくぶつもあります。ハナトラノオとトラノオは名前なまえていますが、ぜんぜんちがう植物です。

トラノオ

トラノオ(サンセベリア)はアフリカやアジアなどの熱帯ねったい亜熱帯あねったい乾燥地かんそうち原産げんさん多肉植物たにくしょくぶつです。
よこしま模様もようとらっぽにていることから「虎の尾(トラノオ)」という和名わめいがついたそうです。