カナムグラ　秋の花粉症の原因

駐車場の隅や道路脇に生えています。雌雄異株の蔓植物で中国・台湾おおび日本全国に分布しています。今回は12月に見つけました。直接、霜があたらない場所なら冬でも枯れません。
花は、雄花は白く小さく雌花は小さなホップ状で紫色の花びらを持ちます。ホップの近隣種ともいわれているそうです。雄花の花粉は、秋の花粉症の原因となるそうです。近隣に生えている場合は気をつけた方が良いようです。
蔓は堅く小さなトゲで絡みつきます。トゲは下向きに出ていますので手や指に刺さると抜けにくくなっています。その蔓の強さから鉄葎（カナムグラ）と名付けられたようです。葎とは、草が繁茂して絡み合った状態を指します。
他にもハナムグラなどムグラとつく植物がありますがアカネ科など別な種になります。