PR

ナナカマド 名前には、いろいろな説がありますが材木の丈夫さから名付けられたようです。

この記事は約2分で読めます。

学名:Sorbus commixta  和名:七竈  分類/科名:
高さ:3〜12m よく見かける場所:山 高山 よく見かける時期:花5〜7月 実 9〜10月

秋の紅葉シーズンに赤い木の実をたわわに実らせています。
花は白色で春から夏に咲きます。

北海道から九州までのやや寒い地方の山地や高原に自生する洛陽紅葉樹です。北海道や東北地方では、街路に植栽されています。東京以西の低地では暑すぎるため育ちにくいそうです。
材は褐色で堅く細工物に使われています。生木は非常に燃えにくいため薪に向かないそうですが、この材で作られた炭は火力も強く火持ちも良いそうです。
秋になると紅葉します。全体が濃い赤色で、寒い地方ほど色鮮やかになります。赤やオレンジ色だけでなく黄色くなるものもあるそうです。

名前「ナナカマド」には、いろいろな説があります。

材が「大変燃えにくく、7度竃(かまど)にくべても燃え残る」ということから付けられたという説。
「7度または7日間竃で焼くと良質の炭になる」という説。
「この材で作った食器は7世代も使えるほど強い」という説。

てんてん
てんてん

赤い実は、はじめのうちは苦いですが冬の寒さの中で糖度が上がり苦味がへってツグミなど冬の鳥の食料となるそうです。