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アゲラタム 花屋の花は、ほとんどF1です。

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学名:Ageratum houstonianum 和名:オオカッコウアザミ 別名:ムラサキカッコウアザミ 英語名:Floss flowe 分類/科名:キク科カッコウアザミ(アゲラタム)属
草丈:15~80cm よく見かける場所:庭 花壇  よく見かける時期: 5~11月
花言葉:信頼 安楽
夏から秋にかけて涼しげな青や白の綿毛状の花を咲かせます。英語名のFloss floweのフロスは、繭の綿毛から名付けられています。
主に花壇やプランターにサルビアなどと一緒に植えられている園芸種です。花期が長いのが特徴です。花言葉も花期の長さからきています。
熱帯アメリカが原産でカッコウアザミと呼ばれることもあります。主に、園芸用にF1種が栽培されています。

パンジーなどのタネもF1種です。F1以外の種を探す方が難しいくらいです。在来野菜など固定種の種が無くなってきています。そのような、在来野菜の種を販売している販売している若者がいます。鶴頸種苗流通プロモーションです。高校生が作った会社としてマスコミでも取り上げられました。

鶴頸種苗流通プロモーション
鶴頸種苗流通プロモーションの公式ホームページです
F1種
♂と♀から生まれた第一世代です。園芸種の場合は、花の色や形など良いものと病気になりにくいなどの性質を持つ♂と♀を掛け合わせてできたタネの第一世代です。両方の良い性質を高い確率で受け継いでいます。次の世代(F2)になると、同じようには育たなくなります。場合によっては、種を残せないこともあります。最近の花や野菜の種は、F1がほとんどです。タネから育てたり花屋さんで買ってきて咲かせた花の種を育てても親と同じように咲きません。多くは、花が小さくなってしまいます。
F1種の作り方は、手作業で雄しべをとった花の雌しべに良い性質を持つ花の花粉をつけるそうです。ただ、この方法では人手がかかるので最近は別の方法で作られています。良い性質を持つ花をハウス内で栽培し二酸化炭素濃度を高めることで自家受粉できるようにします。そこに、ミツバチを入れて(人間は、酸欠になってしまいますが、ミツバチにはヘモグロビンがないので酸欠にならないのです。)受粉させます。
てんてん
てんてん

僕たち昆虫は、血管のように気管が全身に張りめぐらされていて、それが直接酸素をさまざまな組織に運びます。動物のように血液のヘモグロビンで酸素を運んでいません。だから二酸化炭素がたくさんあっても酸素濃度が普通なら大丈夫です。