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コブシ マグノリアの仲間で日本原産の木です。

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学名:Magnolia kobus 漢字名:辛夷 拳 別名:ヤマアララギ 他 英語名:Kobushi magnolia, Northern Japanese magnolia 分類/科名:モクレン科モクレン属
高さ:5~20m よく見かける場所:山林 庭 街路樹 公園  よく見かける時期: 3~4月
花言葉:友情 友愛 愛らしさ
初春にハクモクレンと同じ時期に白い花をぱっと咲かせます。春の季語で春の訪れを象徴する花として古くから親しまれています。木肌も白くツルツルしています。
ハクモクレンとの見分け方は
ハクモクレン モクレンとは違う種でした。
学名:Magnolia denudata 漢字名:白木蓮 別名:白蓮(ハクレン) 英語名:Mulan white magnolia 分類/科名:モクレン科モクレン属の落葉低木高さ:5~20m よく見かける場所:庭 公園  よく見かける時期:...

日本原産の落葉高木です。大きい物は20mくらいになります。写真の木も10m以上あります。山林に普通に見られる樹木ですが最近は庭木にも使われています。花の後に赤いごつごつした実をつけます。
http://www.plant.kjmt.jp/tree/kigi/kobusi2.htm
花や実は、漢方薬として使われています。
名前の由来は、いろいろな説がありますが定説はないようです。手の拳から名づけられた説が多いです。ただし、拳に見立てられるのが蕾や実などいろいろです。
初春に咲き、目立つ木なので農事ごよみに使われています。コブシの花が咲くとサトイモを植え付ける地域もあるそうです。

辛夷の読みが、なぜ「コブシ」なのかを調べました。
花のつぼみを乾燥させた生薬名が漢名で辛夷(しんい)からきているそうです。呼び名や漢字にいろいろな説や難しい文字にびっくりです。

てんてん
てんてん

NT緑地に大きなコブシがあります。

日本原産なので別名が多い木です。
ヤマアララギ(山蘭)、コブシハジカミ、タウチザクラ(田打ち桜)。
アイヌ地方では「オマウクシニ」「オプケニ」。それぞれ、アイヌの言葉で「良い匂いを出す木」「放屁する木」という意味を持つそうです。遠見だと桜に似ていること、花を咲かせる時期が桜より早いことから、北海道、松前地方を中心ヒキザクラ、ヤチザクラ、シキザクラなどと呼ばれます。一方、北海道のコブシは「キタコブシ」と呼ばれることもあるそうです。
コブシの樹皮にマグノクラリンが含まれるそうです。マグノクラリンは、4級ベンジルイソキノリンアルカロイド。軽度のクラーレ様作用(神経接合部においてアセチルコリンと競合的に拮抗して神経筋伝達を遮断し、その結果骨格筋の弛緩作用を示す)を有するそうです。南米の原住民がつかう矢毒に似た作用があるそうです。