学名:Diospyros kaki Thunb. 漢字名:柿の木 英語名:Persimmon Sharon fruit 分類/科名:カキノキ科 カキ属
高さ: 4~10m よく見かける場所:庭 山 花期:5~6月 果期:9~12月
花言葉:自然美 恩恵 恵み
高さ: 4~10m よく見かける場所:庭 山 花期:5~6月 果期:9~12月
花言葉:自然美 恩恵 恵み
春に花が咲いて実になる前のヘタが道に落ちていました。その花が秋になるとオレンジ色の実をつけ始めます。
実の色から赤木とよばれ和名の「かき」となったという説もあります。植物名はカキノキ、果実はカキ、あるいは一般的に両方を含めてカキ(柿)と呼びます。
東アジア原産の落葉樹です。東アジア固有種で日本から1700年代にヨーロッパに渡り1800年代に北アメリカに渡ったそうです。北アメリカにはアメリカカキという固有種があり原住民の言葉で「干し果物」を意味する名詞「ペッサミン」(putchamin, pasiminan, pessamin) から英語の「パーシモン)(Persimmon)になったそうです。「Sharon fruit」(シャロン・フルーツはイスラエルで作られ、日本を含めヨーロッパやアメリカなどに輸出されている柿での名前です。品種名ではなく登録商標です。
甘柿は渋柿の突然変異種と考えられています。1200年代に現在の神奈川県川崎市麻生区にある王禅寺で偶然発見された禅寺丸が、日本初の甘柿と位置づけられています。完全甘柿や完全渋柿まで様々な品種のカキノキが日本各地で作られています。
パーシモンといえばゴルフのクラブに使われているくらい堅い木ですがカキノキは枝が折れやすいので登るなと大人に注意されました。
てんてん
古くから身近にあることから「桃栗三年柿八年」などカキノキにまつわる言葉もたくさんあります。俳句にも使われていますね。「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」(正岡子規)が有名です。俳句では花は夏の季語で実は秋の季語です。
みちくさずかん
みちくさずかん
雑草という名前の植物はない 今、咲いている花たち