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アゲラタムは園芸種名 和名はカッコウアザミやオオカッコウアザミですが鳥のカッコウ由来ではありませんが・・・?

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学名:Ageratum houstonianum 漢字名:霍香薊 英語名:Floss flower 分類/科名:キク科アゲラタム属
草丈:15~80cm よく見かける場所:花壇 庭  よく見かける時期:5~11月
花言葉:信頼 幸せを得る 安楽
紫色の細い花を房状に咲かせます。園芸種としてアゲラタムと呼ばれることが多いです。
カッコウアザミは南アメリカ原産で両半球の熱帯から広く分布している多年草です。ムラサキカッコウアザミは熱帯アメリカ原産で最近はこの種が多く栽培されています。日本には、カッコウアザミは明治初期に渡来し、本州~九州、琉球、小笠原でムラサキカッコウアザミは1887年頃に渡来し、本州(関東以西)、四国、九州、小笠原で帰化しているそうです。
畑地や荒地でも生えますが、耐寒性はないので日本では一年草です。
古くから花壇や切り花用に栽培され薬草としても利用されているそうです。
ムラサキカッコウアザミは、より花が大きく香りが良いため様々な園芸品種が観賞用に栽培され「アゲラタム」の名前で流通、販売されています。切り花用は80cmに花壇用は矮性種で15~30cm程度です。
てんてん
てんてん

窒素系の肥料が多いと葉ばかり茂って花が咲きにくいそうです。肥料のやり過ぎに注意が必要です。

属名の「Ageratum(アゲラタム)は、ギリシャ語の「ageratos(不老)」が語源だそうです。花期の長さからつけられました。
和名のカッコウアザミ(霍香薊)の「カッコウ」は鳥の「カッコウ(郭公)」ではなく、漢方の生薬「かっこう(霍香)」の原料になる植物のカワミドリ(河碧)に葉が似ていることからに由来しているとWEBでは書かれていました。
ところが、カワミドリ(河碧)の生薬名に藿香(かっこう)を当てているのは誤りで日本では排香草という記述がありました。また、葉の形が似ているという記述と香りが似ているという記述もありWEB情報のゆらぎや不確かさが出ています。