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カナリークサヨシ カナリーはカナリヤのことです。種子がカナリアのエサになるところからきているそうです。

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学名:Phalaris canariensis L. 漢字名:加那利草葦 別名:カナリヤクサヨシ 英語名:canary grass 分類/科名:イネ科クサヨシ属
草丈:20~120㎝ よく見かける場所:道ばた  よく見かける時期:5~8月
初夏から夏にかけて道ばたなどで大きめの花穂をつけます。若い花穂は薄緑で縞模様があり間から白っぽい花を出しています。枯れてくると薄茶色になり穂を垂れ下げます。

地中海沿岸から西南アジア原産のイネ科の一年草です。江戸時代末期にカナリヤと共に餌として渡来したものが野山に広がった帰化植物です。道端などに見られる野草で乾いた地で見られるようです。
名前「カナリークサヨシ」は種子がカナリアのエサになるクサヨシ(草葦)からきているそうです。
てんてん
てんてん

種子は小鳥用飼料用で「カナリーシード」の名前で販売されています。

種子には脂肪分が他の穀物に比較して多く含まれているものがあるそうです。フィンチなどの小鳥では、この種子を非常に好むものがあるそうです。ただ、本種の種子のみをエサとして使用すると小鳥が脂肪過多症を起し落鳥につながることもあるそうです。
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