タマムシ(ヤマトタマムシ) 25年ぶりに生きた玉虫を見ることができました。

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学名がくめい:Chrysochroa fulgidissima 漢字名かんじめい:玉虫 別名べつめい:ヤマトタマムシ フタスジアオタマムシ フタスジルリタマムシ 英語名えいごめい:Jewel beetle 分類ぶんるい/科名かめい:タマムシ科ルリタマムシ属
おおきさ:25~40mmくらい よくかける場所ばしょ:エノキ ケヤキ  よくかけるつき:6~9月
きらきらひかるみどりあかの上翅(じょうし:うえかたいはね)がきれいな甲虫こうちゅうです。

光沢色こうたくしょくとりきらうための保護色ほごしょくのようです。そのうつくしさからむかしから装飾品そうしょくひんなどに使つかわれてきました。

朝鮮半島南部ちょうせんはんとうなんぶ中国中南部ちゅうごくちゅうなんぶから台湾たいわん、インドシナ半島はんとうにまで分布ぶんぷしています。日本にほんでは本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅう分布ぶんぷ北海道ほっかいどうには、いないそうです。
成虫せいちゅうはエノキやケヤキのべます。成虫せいちゅう真夏まなつ日差ひざししのつよによく活動かつどう成虫せいちゅうえさであるエノキやケヤキなどのはやしでみかけることができるそうです。よるみきかげなどにひそんでいます。
たまごはエノキなどの樹皮じゅひ傷跡きずあとけられます。幼虫ようちゅうみきなかを食べていきます。
タマムシの仲間なかま上翅じょうし下翅かしおおきさがちがわないためはねじるときには下翅をりたたむことなく上翅のした収納しゅうのうできます。そのため下翅をひろげる必要ひつようがないぶんだけ翅をひらいてから時間じかんみじかくてすむためまっているところから素早すばやつことができるそうです。里山さとやまなどがって個体数こたいすうが減っています。日本各地にほんかくち絶滅危惧ぜつめつきぐIるい、絶滅危惧II類やじゅん絶滅危惧種に指定していされています。

トップ写真しゃしん個体こたいやく25年前ねんまえ真夏まなついえがきの上でひなたぼっこをしているのをつけてつかまえたものです。
今回こんかい横浜市郊外よこはましこうがいはやしまごが捕まえたものです。

てんてん
てんてん

すぐにてるので捕まえにくいむしです。敏感びんかんつかまるとショックでえさべなくなるようです。

しつもん いけん かんそう