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ナンテン のど飴など薬用というイメージですが有毒成分もあります。

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学名:Nandina domestica 漢字名:南天 別名: 英語名:Nandina  Heavenly bamboo 分類/科名:メギ科ナンテン属
草丈:1~3cm よく見かける場所:山 庭  よく見かける時期:11月~2月
花言葉:私の愛は増すばかり 良い家庭
庭先や市民の森などで晩秋から冬に赤い実をつけます。また、葉は紅葉してきれいです。薄い黄色っぽい実をつける種類もあります。

中国原産の常緑低木です。名前のナンテンは「難転=難を転ずる」ことにも通じるため、縁起の良い木として古くから庭木として親しまれています。
また、木の実を鳥が運んで野山や庭に自然に生えてきます。今では全国各地の野山などでも普通に見かけられます。
ヒイラギナンテンは同じメギ科の仲間です。

葉や茎や実に薬効があり漢方薬や咳止めに使われます。
材としての利用もあり、京都の金閣寺の夕佳亭には、南天の床柱があります。

南天のど飴で有名な木の実ですが猛毒があると紹介しているWEBもあります。素人判断で薬用に使うのはやめた方が良さそうです。

てんてん
てんてん

お正月には、ナンテンをフクジュソウの花と一緒にした飾りは縁起の良いものとして人気がありますよ。

ナンテンの葉にはナンジニンという成分が含まれていています。葉を置いて熱いうちに蓋をすれば、熱と水分で解毒作用のあるチアン水素が微量に発生し、腐敗抑制するということが解明されているそうです。
チアン水素はナンテン葉には少量しか含まれておらず、人体には影響はありません。とはいえ多量服用は非常に危険です。