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ハエドクソウ 和名は植物全体に有毒成分がありハエ取り紙を作るのに使われていることに由来!

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学名:Phryma leptostachya subsp asiatica 漢字名:蠅毒草 分類/科名:ハエドクソウ科ハエドクソウ属(クロンキスト体系ではクマツヅラ科)
草丈:50~70cm よく見かける場所:どこでも  よく見かける時期:7~8月
夏になって急に茎を伸ばし長い穂先に唇形を筒状の小さな花をつけます。
花の様子はおなじハエドクソウ科(サキゴケ科 サギゴケ属とされていることもあります。)のトキワハゼによく似ています。
果実はイノコヅチに似た「引っ付き虫」になります。
日本やヒマヤラ・東アジアに分布する多年草です。丘陵から山地の林内に生えています。
本種は植物分類体系の変化(進化)※によって「ハエドクソウ科」→「クマツヅラ科」→「ハエドクソウ科」(APG体系)と変遷しているそうです。ハエドクソウ科は一科一属一種の稀な科といわれています。
和名ハエドクソウ(蠅毒草)は植物全体に有毒成分があり根の絞り汁を煮詰めた汁でハエ取り紙を作るのに使われていることに由来するそうです。

※被子植物分類体系

新エングラー体系

構造複雑化説 1964年~
花の構造が単純なものから複雑なものへ進化したと考えた分類

クロンキスト体系 (Cronquist’s syllabus)

ストロビロイド説 1980年代~
花の構造が複雑なものから単純なものへ進化したと考えた分類

APG体系(Angiosperm Phylogeny Group)

分子系統解析説 1998年~
DNA解析によりゲノムの姉妹関係を調べて血統を決めていく

※新エングラー・クロンキスト・APGは上位の分類体系なので種については関係ないそうです。

はじめて気づいた植物です。穂先が長く小さな花がついていたので季節的には、ちょっと早めのミズヒキかと思いました。グーグルで調べて名前を知ることができました。

てんてん
てんてん

引っ付き虫と言っても虫ではありません。

引っ付き虫

秋を中心に野原や土手、田の畦、山裾を散歩するとズボンの裾に種々の植物の種子が引っ付きます。一度ひっつくと取るのに苦労します。
人や動物に種子を運ばせて生育範囲を広げる植物を一般に「引っ付き虫」と呼ばれています。
様々な形や種類の植物の種たちです。
くわしくはこちらをどうぞ
ハエドクソウの主な毒の成分はフリマロリン(Phrymarolin)とされています。食べると嘔吐などを引き起こすそうです。
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