PR

ハナカタバミ お花屋ではオキザリス

この記事は約2分で読めます。

学名:Oxalis bowiei 漢字名:花片喰、花酢漿草 別名: 英語名: 分類/科名:カタバミ科カタバミ属
草丈: 10~30cm よく見かける場所:庭 道ばた  よく見かける時期: 7~10月
花言葉:あなたと過ごしたい 母親の優しさ
 黄色い小さい花をつけるカタバミと同じ属ですが、南アフリカ原産で江戸時代に観賞用として渡来しました。鱗茎で増えるので取り除くのが難しく沖縄地方では畑の強害草とされているそうです。同じ仲間にムラサキカタバミやイモカタバミがありますが、これらは花弁の重なりがないので区別できます。
園芸種なので花屋さんでもいろいろなカタバミが「オキザリス」という名前で売られています。冬に寒さで枯れたように見えますが春になると鱗茎から芽を出しかわいい花をつぎつぎと咲かせます。ほぼ宿根草となります。

 カタバミ(方喰)は、夜になると葉が閉じる姿が半分囓られたように見えるところからつけられたそうです。漢字名の酢漿草(カタバミ)の由来は、葉にシュウ酸を含み噛むと酸っぱいとことからきているようです。
そこで実験。カタバミの葉で十円玉を磨いてみました。すごい、葉の汁でピカピカになりました。ちょっとなめてみたら、酸っぱかったです。

オキザリスの仲間はハートの形の葉が特徴ですが、均整のとれた形が多くの武家の家紋に使われています。その繁殖力が子孫繁栄を願って使われているようです。