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牧野万葉植物図鑑 牧野富太郎先生が構想した万葉集の植物を遺品の資料などから、ひ孫らが編集した図鑑が出版されました。

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牧野万葉植物図鑑

「日本植物学の父」と呼ばれる植物学者・牧野富太郎先生が構想した万葉集の植物を遺品の資料などから、ひ孫らが編集した図鑑が出版されました。

「みちくさ図鑑」でいつもお世話になっている牧野冨太郎先生の未完に終わった図鑑が完成したそうですので、ご紹介します。


「みちくさ図鑑」で牧野先生が出てくる記事です。
https://mitikusazukan.com/?s=%E7%89%A7%E9%87%8E

読売新聞2022年11月22日朝刊より抜粋

植物学者の牧野富太郎先生が晩年、構想を進めながら未完に終わった、万葉集の歌に詠まれた植物の図鑑が完成した。遺品から見つかった図や資料などを基に、ひ孫らが編集し、「牧野万葉植物図鑑」と題して、25日に北隆館から刊行される。
牧野は万葉植物に強い関心を持ち、名称が不確かな植物には植物には、独自の見解を随筆などに多く残した。
牧野のひ孫で、東京都練馬区立牧野記念庭園学芸員の牧野一さん(70)によると、15年ほど前、遺品の中から葉植物図」と題した約110万枚の図と、万葉集に登場する植物を牧野が拾い出し「万葉植物目録」と題した50音順のリストが見つかった。
図は自筆もあるが、多くは牧野が監修した水島南平ら画家の絵で、万葉植物の全形図や部分図のほか、枠外に植物の名称と万葉歌が記入されていた。
「目録」には168の植物名が並ぶ。時を経て名称が使われなくなったり、正体が不明になったりした植物には、現行の植物名や牧野の見解が記入されていた。例えば、「道の辺のいちしの花のいちしろく人皆知りぬ我が恋妻は」の「いちし」はマンジュシャゲだとしている。
また、牧野の郷里、高知県佐川町教育委員会は「万葉植物図譜」と題した牧野の原稿を所蔵している。そこには図鑑の序文とみられる文章と、目録の最後の「をみなえし」の解説があり、「植物図」「目録」とともに図鑑を構成する原稿だったこともわかった。
刊行する図鑑にはこれらを収め、図がない植物は牧野が別に持っていたものを補充した。「をみなえし」以外の植物の考察は、牧野の著作から該当する植物に関する文章を引用するなどし、計112種の万葉植物を掲載した。
一淳さんは、「晩年の目野は万葉集以外にもやりたい仕事がたくさんある中、もう少し研究しなければ、と思って未完になったのでは。牧野が見せたかった色合いで図を世に出すことができ、良かった」と話している。
図鑑は1万4300円(税込み)出版社:  北隆館
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 牧野富太郎

日本の植物分類学の父とされています。
1862(文久2)年4月24日に高知県高岡郡佐川町に生まれ、ほぼ独学で植物の知識を身につけて1884(明治17)年に東京帝国大学(現在の東京大学)理学部植物学教室へ出入りするようになりました。
その後、精力的に研究発表を重ね、『日本植物志図篇』(1889)や『大日本植物志』(1900)などの刊行にたずさわりました。1940(昭和15)年に刊行された『牧野日本植物図鑑』は現在まで改訂を重ね植物図鑑として広く親しまれています。

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