PR

アオツヅラフジ フェンスにからみついています。全草にアルカロイドを含む有毒植物です。タネの形がアンモナイトに似ています。

この記事は約2分で読めます。

学名がくめい:Cocculus trilobus  漢字名かんじめい:青葛藤 別名:カミエビ 英語名えいごめい:Snailseed moonseed 分類ぶんるい/科名かめい:ツヅラフジ科アオツヅラフジ属
おおきさ:〜2m よくかける場所ばしょ:フェンス 生垣 よくかけるつき:7〜8月
6月にフェンスにからみついたツルのあいだから花の茎をのばして小さな花を咲かせています。雌雄別株で写真の花は雌花のようです。葉はハート型でアサガオのような切れ込みがあるものもあります。枝や茎、葉には淡黄褐色の毛が生えています。

北海道、関東地方以西〜沖縄の低地の草原や道端、林縁などに生えます。土手や山裾、都市部の道ばたでもよく見かけます。
秋のおわりにブドウのような青黒い実をつけます。熟すると表面はやや白い粉をふいたようになります。つぶすと紫黒色の汁が出ます。実は有毒です。
名前「アオツヅラフジ」の「アオ(青)」はツルが緑色で、「駕籠(ツヅラ)」を作るために用いられたことからきているそうです。「万葉集」には黒葛の名ででてきます。

近くの学校のフェンスで出会いました。

てんてん
てんてん
タネの形がおもしろいです。
ただ有毒なので口に入れないように。
全草にアルカロイドを含む有毒植物。誤って食べると呼吸麻痺や心臓麻痺を起こす可能性がある。