ウツボグサ 乃東生 (なつかれくさしょうず)のなつかれくさのことです。

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伊吹山お花事典より

学名がくめい:Prunella vulgaris L. subsp. asiatica (Nakai) H.Hara) 漢字名かんじめい:空穂草、靫草 別名べつめい:たくさんあります※ 分類ぶんるい/科名かめい:シソ科ウツボグサ属
おおきさ:10~30cm よくかける場所ばしょ野原のはら 山地さんち草地くさち  よくかけるつき:6~8月
花言葉はなことば感謝かんしゃ 協調性きょうちょうせい

我が家のラベンダー

はるから初夏しょかにかけてラベンダーのような紫色むらさきいろつつのようなはなをつけます。


くきは春になると地面じめんうようにのびてひろがっていきます。
夏至げしのころに花がくろずみれたようにえるところから七十二こうだい二十八こう「乃東枯 (なつかれくさかるる)」にてきます。
冬至とうじのころにることから七十二候の第六十四候「乃東生 (なつかれくさしょうず)」にも出てきます。
アジアの東部とうぶのあたたかい地域ちいき分布ぶんぷ日本各地にほんかくちられる多年草たねんそうです。やまのふもとなど日当ひあたりのよい草地くさちおか道端みちばたなどでよくかけられるようであす。
和名のウツボグサの「うつぼ」は武士ぶし使つかったかたこしからげるふと矢筒やづつ「靭(うつぼ)」のことで乾燥かんそうした花のうつぼの穂(矢羽やばね保護ほごする毛皮けがわ)にていることからきているそうです。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より

漢方かんぽうくすりで使われる別名べつめいの夏枯草(カコソウ)は夏に花がわると褐色かっしょくにかわってれたようにえるところからつけられました。

ナギナタコウジュなどシソ科植物かしょくぶつにある、よいかおりはないようです。

二十四節気(にじゅうしせっき)

立春りっしゅん春分しゅんぶん夏至げし冬至とうじなど、季節きせつをあらわす言葉ことばです。
1年を春夏秋冬しゅんかしゅうとうの4つの季節きせつにわけ、さらにそれぞれを6つに分けたもので二十四あります。くわしくはこちら(日本にほんこよみ国立国会図書館こくりつこっかいとしょかん
二十四節季を暗記あんきする動画どうがです。おもしろいです。(NHK for School約1分30秒)

七十二候( しちじゅうにこう)

二十四節気の各節気かくせっきをさらにやく5日ずつの3つにけた期間きかんのことです。 気象きしょううごきや動植物どうしょくぶつ変化へんからせるみじかぶんになっています。古代中国こだいちゅうごくでつくられた季節きせつをあらわすものの一つで日本にほんにやってきてからは日本の気候きこうにあわせた内容ないようになりました。

 

ウツボグサをさがしましたが、この近所きんじょではつけることができませんでした。
いえにある図鑑ずかんなどに写真しゃしんがないか調しらべたところ滋賀県しがけん伊吹山いぶきやま購入こうにゅうした「伊吹山お花事典はなじてん」にのっていました。

ここの写真しゃしん使つかわせていただきました。

てんてん
てんてん

ウツボグサもナギナタコウジュも武士ぶし武具ぶぐから名づけられいますね。

別名べつめいがたくさんあります。
アブラグサ、カゴグサ、カゴソウ、クスリグサ、ジビョウグサ、チドメグサなどくすりにまつわる別名がおおいです。

しつもん いけん かんそう