PR
いいね! (4 投票, 平均: 1.00 / 1)
読み込み中...

オオニシキソウ 大きいのでオオニシキソウです。白い4枚の花びらのように見えるのは付属体で花びらではないそうです。

この記事は約3分で読めます。

学名:Euphorbia nutans 漢字名:大錦草 分類/科名:トウダイグサ科トウダイグサ属
草丈:20~40センチ よく見かける場所:道ばた  よく見かける時期:6月~10月
花言葉:数は力 控えめ

夏から秋にかけて道ばたなどで対になる楕円形で細かい鋸歯状の葉(3.5cm)を茂らせています。茎の先に小さな白い花や実をつけています。このような花の様子を杯状花序というそうです。オオニシキソウの場合は中央に雌花が1個あり、雄蕊が1本の雄花が4個、蜜を分泌する緑色の腺体が4個ついています。白い4枚の花びらのように見えるのは腺体の付属体で花びらではないそうです。

アメリカ合衆国東部および南米の一部が原産の一年草です。日本では本州以南に分布しています。 荒れ地、路傍、堤防の草地などで生育しています。 株もとから直立して上部は枝分かれしながらのびていきます。高さが40cm程度になるので踏みつけられる場所には生育しないようです。
オオニシキソウ(大錦草)の名は、ニシキソウの仲間の中で一番大きく、ニシキソウとコニシキソウの茎が地を這うのに対して、立ち上がって大きいので「大きいニシキソウ」に由来するそうです。

ニシキソウ(錦草)の名は、緑の葉と赤い茎を錦に例えて付けられたとのことです。
オオニシキソウの花言葉は、「執着」「密かな情熱」「変わらぬ愛」「数は力」「控えめ」「地味」などがあるそうです。「数は力」は堤防などに一面に群生することに由来するそうですが、「控えめ」「地味」は大きな草丈なのに小さな花を咲かせることに由来するようです。

ニシキソウは見過ごしているようです。

てんてん
てんてん

見分け方を調べました。葉の大きさで名前がついたようです。

ニシキソウ、 コニシキソウ、 オオニシキソウの見分け方
ニシキソウ  :茎が地を這う。子房に赤い付属体がつく。
コニシキソウ :茎が地を這う。子房に白毛が密生。
オオニシキソウ:茎が斜上する。子房の付属体が花びらのように白い。
この他にハイニシキソウがあります。いずれも芝生などに生えてしまうので困るようです。見分け方や防ぎ方についてはこちら
ニシキソウの仲間は植物体を傷つけると乳液がでます。この乳液に触れるとかぶれたり、炎症を起こしたりするそうですが有毒成分はまだ特定されていないようです。
ご意見お問い合わせ