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カツラ 秋になると黄色く色づきはじめます。秋に木々の葉が黄色や赤などに色が変わる、しくみを調べてみました。

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学名:Cercidiphyllum japonicum 漢字名:桂 別名:コウノキ 分類/科名:カツラ科カツラ属
高さ:20~25cm よく見かける場所:公園  よく見かける時期: 花期3 〜5月 果期 10月
秋に葉が黄色く色づき始めます。葉はハート形で対生し小枝の両脇にびっしりとならんでついています。

樹皮は灰褐色で生長するにつれて縦に浅く割れ目が入り、薄く剥がれるようになっていきます。
日本や中国、朝鮮半島に分布する落葉広葉樹です。街路樹や公園樹に利用され、アメリカなどでも植栽されているそうです。
和名「カツラ」は落葉した葉から甘い香りがするところから香りが出ることを意味する「香出(かづ)る」からきているといわれています。
雌雄異株で早春のころの葉が出る前に目立たない薄紅色の花が開き、そのあとに黄色く色づいた葉が芽吹くそうです。
果期は10月で果実は袋果が集まってつきます。冬の枝に果実がついていることも多く袋果の中には翼のある種子がたくさん詰まっているそうです。

カツラやイチョウは黄色く色づきます。黄色く色づくことを黄葉というそうです。
モミジなど赤く色づくことを紅葉といいます。
いずれも日本の秋を彩る木の葉の色です。

てんてん
てんてん

紅葉と黄葉のしくみです。

褐葉(かつよう)
ブナやケヤキなどでは、葉の中でタンニンが増えることで、濃い茶色(褐色)が目立つようになります。
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