PR
いいね! (4 投票, 平均: 1.00 / 1)
読み込み中...

シャクナゲ 日本シャクナゲと西洋シャクナゲがありますが葉裏で見わけられます。

この記事は約3分で読めます。

学名:Rhododendron subgenus Hymenanthes 漢字名:石楠花、石南花 英語名:Rhododendron, Rosebay 分類/科名:ツツジ科ツツジ属
高さ:50cm~5m よく見かける場所:庭  よく見かける時期:4月下旬~5月中旬
花言葉:威厳 荘厳 危険
本来は春に花が咲きます。大きなツツジに似た花を枝先に房状に咲かせます。

葉は肉厚で光沢があります。つぼみは丸く大きいです。
シャクナゲの仲間は主に北半球の亜寒帯から熱帯山地までのきわめて広い範囲に分布しているそうです。南限は赤道を越えて南半球のニューギニア・オーストラリアにまで達します。特にヒマラヤ周辺には非常に多くの種が分布している常緑性の花木です。
19世紀中期に原種がプラントハンターによって中国から西欧にもたらされたそうです。花の美しさと豪華さで当時の人々を驚嘆させ、数多くの交配が行われてきました。これまで世界各地で5000を超す園芸品種が作出されヨーロッパを中心に春を彩る花木として庭に欠かせない存在となっています。
日本でも耐暑性の強い園芸品種や日本で改良された園芸品種などが栽培されています。

普通、春に咲くシャクヤクですが写真の花は11月に咲いていました。ツツジの仲間は秋に咲くことがよくあるそうです。道ばたのツツジでも秋に咲いていることがあります。ただし、今回のようにぽつんぽつんと咲きます。

シャクナゲ 日本と西洋の違い

日本石楠花は、葉の裏側が茶褐色で細かい毛が生えています。
西洋石楠花の葉の裏側が緑色で毛は生えていません。

プラントハンター

主に17世紀から20世紀中期にかけてヨーロッパで活躍した職業で、食料・香料・薬・繊維等に利用される有用植物や、観賞用植物の新種を求め世界中を探索する人です。
スコットランド出身の植物学者ロバート・フォーチュン(Robert Fortune、1812年9月16日 – 1880年4月13日)が有名です。
彼は1852年12月に中国へ向かいシャクナゲの交配上重要な種となるシャクナゲの原種を発見したそうです。
ご意見お問い合わせ