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ゼラニウム(ゼラニューム) 和名ハナテンジクアオイ

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学名:Pelargonium Zonal Group 和名:花天竺葵 分類/科名:フウロソウ科  テンジクアオイ属(ペラルゴニウム属)
草丈:~100cm よく見かける場所:庭  よく見かける時期:真冬以外
花言葉:尊敬 信頼
春から真冬まで花を咲かせています。花は伝統的な赤色、サーモン色、紫色、白色、又はピンク色、スカーレット色など様々です。長い花茎の先端につきます。咲き終わると花茎から花びらが落ちます。
 
茎は太く多肉多汁で葉や全草に独特な臭いがあります。
この種の大部分は亜熱帯、熱帯に分布し半耐寒性のものが多く多年草や半低木のものが多いが一年草もあります。また、多肉植物や匍匐性、蔓性になるものもあります。
ヨーロッパに18世紀に南アフリカから持ち込まれました。現在の園芸品種は南アフリカ・ケープ地方原産のペラルゴニウム・ゾナレ(Pelargonium zonale)とペラルゴニウム・インクイナンス(P. inquinans)を主な親として、これにほか数種が交雑されてつくり出されました。園芸品種は2000種以上あり、日本では数百種が販売されているそうです。
ゼラニウムという名前は現在のペラルゴニウム属に分類される以前はリンネによってゲラニウム属(Geranium)に分類されていたことから呼ばれていたところからきています。今でも、その名残でゼラニウムと呼ばれています。
和名の「花天竺葵(テンジクアオイ)」の天竺は「異国産の」という意味で、葵は葉が「アオイ」に似ていることにちなむそうです。
四季咲き性で温度が適していれば一年中開花します。乾燥に強いですが過湿には弱い性質をもっています。
花は一重咲きから八重咲きまであり、星形やカップ状のものもあります。葉に白や黄色の斑が入る品種やモミジに似た葉をもつ品種もあります。

庭先でよく見かける花です。
園芸では一般的に四つの系統にわけられるそうです。

ゼラニウム
花色などのバリエーションが多く四季咲き性です。日本で栽培されているのは大半はこの系統です。

ペラルゴニウム
ゼラニウムより高性で、初夏から夏にかけて開花します。欧米では花壇用に栽培されているが、日本にはあまり出回っていないそうです。

アイヴィ・ゼラニウム
つた葉のゼラニウムで半蔓性になります。

センテッド・ゼラニウム
リンゴやバラなどの香りがある系統です。

てんてん
てんてん

初心者でも育てやすい花です。
ハマキムシやヨトウムシがつくことがあります。葉の上に小さなふんがあったら要注意です。

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