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トウネズミモチ 枝先に小花がたくさん咲きます。果実は女貞子(じょていし)という生薬で、強壮作用があるとされています。

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学名: Ligustrum lucidum 漢字名:唐鼠黐 別名:トウネズ 分類/科名:モクセイ科イボタノキ属
高さ:5~15cm よく見かける場所:公園 街路樹 よく見かける時期:6~7月
花言葉:団結 絆
梅雨の最中に枝先に小花がたくさん咲きます。葉の先が尖り薄く艶があります。晩秋から冬にかけて花後についた緑の小さな楕円形の実が黒く熟します。
中国中南部原産の半耐寒性常緑低木です。日本では明治時代に確認された帰化植物だそうです。植物名の「トウネズミモチ」は、熟した果実がネズミのふんに、葉がモチノキに似ていることから「ネズミ モチ」そして中国原産であることから「唐(トウ)」がついて「トウネズミモチ」となったそうです。
公害に強いことから、公園緑化樹などに利用されています。生け垣の利用は国産の近縁種ネズミモチが殆どだそうです。

花や実はネズミモチによく似ています。ネズミモチは開花が5月から6月です。トウネズミモチはそれより1ヶ月遅く花が咲くので写真の木をトウネズミモチとしました。
またトウネズミモチは葉裏を光に透かすと葉脈が透けネズミモチは見えないので判別できるそうです。

てんてん
てんてん

とにかく成長が早く1年に1mくらい枝が伸びるため1年に1回は剪定が必要だそうです。根付いて1~2年すると急激に成長するので大きくなりすぎないように注意が必要です。

果実は女貞子(じょていし)という生薬で、強壮作用があるとされています。「女貞子」という名は、トウネズミモチが冬でも青々とした葉で寒さを凌いでいる様子を 女性の貞節になぞらえたことによるとされています。ネズミモチの実も同じ名前です。

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