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学名：Lolium multiflorum Lam 漢字名：鼠麦 別名：イタリアンライグラ 英語名：Italian ryegrass 分類/科名：イネ科ドクムギ属
草丈：３０～１００cm よく見かける場所：どこでも よく見かける時期：５～７月
草丈：３０～１００cm よく見かける場所：どこでも よく見かける時期：５～７月
春から初夏にかけて道ばたなどで細い茎から穂をのばして芒のついた小さい穂を互いちがいにつけます。
ヨーロッパを原産地とする一年草または二年草です。世界各国の温かい地域で牧草として使われ北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、オセアニアなどで帰化しています。日本でも明治時代に緑化や牧草に用いるために導入され北海道から九州までの各地に広く帰化しています。
最近では国立公園の自然環境に侵入して希少な生態系に影響を与えているのではないかといわれています。また、花粉症の原因にもなることなどから外来生物法によって要注意外来生物に指定されています。
和名は「ネズミムギ」ですが名前の由来ははっきりしませんでした。一般的にネズミがつく植物は役に立たない種類が多いのでも食べられない「ムギ」ということで「ネズミ」をつけられたようです。
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