ノハカタカラクサ　梅雨の時期に咲き始めます。別名トキワツユクサ　ハカタは「博多織」の博多からきているようです。

５月ごろから、やや湿しめっている日陰ひかげの道みちばたや水辺みずべちかくにツユクサに似にた三角形さんかくけいの白しろい花はなびらを3枚まいつけた花を咲さかせます。葉はや茎くきもツユクサによく似にています。

南みなみアメリカ原産げんさんの毎年まいとし花を咲かせる多年草たねんそうです。日本にほんには昭和しょうわのはじめごろに観賞用かんしょうようとして持もちち込こまれたものが庭にわから逃にげ出だして広ひろがっているようです。今いまでは外来生物法がいらいせいぶつほうにより要注意外来生物ようちゅういがいらいせいぶつに指定していされています。
名前「ノハカタカラクサ」は「野」にある「ハカタカラクサ（博多唐草）」からきているそうです。
日本では全体ぜんたいがほとんど緑色みどりいろで種子しゅしができないものと茎くきなどが紫色むらさきいろを帯おびて実ができるものがあるそうです。最近さいきんは緑色のものを「ミドリハカタカラクサ」と呼よび、紫色を帯び実ができるものを「ノハカタカラクサ」と呼ぶことが多おおくなってきているそうです。