ハゼノキ 木蝋の材料です。成分は主として果皮の部分にある脂肪分です。秋に紅葉します。

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学名がくめい: Toxicodendron succedaneum 漢字名かんじめい:櫨の木 別名べつめい:ハゼ リュウキュウハゼ ロウノキ トウハゼ 英語名えいごめい:Japan wax tree 分類/科名ぶんるい かめい:ウルシウルシぞく
たかさ:7~10m よくかける場所ばしょにわ やま  よく見かける時期じきはな5~6がつ 9~10月
あき直径ちょっけい1センチほどのクリームいろのまるいをたくさんみのらせます。は4~8ついちいさな葉があつまって羽根はねのようになっています。小さな葉はややあつくてさきながくとがっています。

はなはるきますが目立ちません。

日本にほんではあたたかい関東地方かんとうちほうよりみなみうみちか地方ちほうえているふゆとす落葉樹らくようじゅです。野山のやま自然しぜんに生えているものとえられたものがあります。あかるい場所ばしょこのにわみちばたに生えていることもあります。
名前なまえ「ハゼノキ」の「ハゼ」はいろ埴輪はにわつく粘土ねんどいろているところから埴輪はにわつくひとをあらわすハニシ(埴師)からきていいわれています。
別名べつめいの「リュウキュウハゼ」はハゼノキを使つかった蝋作ろうづりの文化ぶんか琉球王国りゅうきゅうおうこくからやってきたことに由来ゆらいしているそうです。
なかにはツルツルしたオレンジいろ種子しゅしが入っていますが蝋燭ろうそく使つかうのは種子ではなくかわ部分ぶぶんです。ハゼノキなど樹木じゅもくからとったろうを「木蝋もくろう」あるいは「櫨蝋はぜろう」というそうです。
木材もくざいあざやかな黄色きいろかる弾力だんりょくがあるので黄色きいろかして寄木細工よせぎざいくに、弾力性だんりょうせいを生かしてゆみ使つかわれています。

あき紅葉こうようします。

木蝋もくろう成分せいぶん脂肪分しぼうぶんです。実全体みぜんたいからすると20%~35%ふくまれているそうです。
木蝋もくろうつくかたです。


近所きんじょはやしいろづいていました。

てんてん
てんてん

果実かじつあじは、ありませんがこうカロリーな果肉かにくとりたちの食べものとなっているそうです。