ハナニラ　春になって蕾が開き始めました。ニラの香りがしますが食べられません。食べられるのは花ニラです。

春はるに細長ほそながい葉はのあいだから青あおや白しろい花はなを咲さかせます。花はなは三枚さんまいの花びらが重かさなった星ほしのように見みえます。

アルゼンチン原産げんさんの球根きゅうこんでふえて毎年まいとし花を咲さかせる多年草たねんそうです。
明治時代めいじじだいに園芸用えんげいようとして日本にほんにやってきました。花色はないろは白しろに薄うすい青あおが基本きほんですが白から青まで様々さまざまな種類しゅるいがあります。
丈夫じょうぶで庭に植えておくと、どんどんふえていきます。そのためNT緑地りょくちのまわりなど庭にわや花壇以外かだんいがいのところで咲さくようになっています。
葉をはちぎるとニラの臭においがするので「ハナニラ」という名前なまえになったそうですがニラとは別べつの種類しゅるいで食たべられません。
別名べつめいの「ベツレヘムの星ほし」は花はなが星形ほしがたでなのでエス・キリストが生うまれた時ときに西にしの空そらに輝かがやいていた星ほしにみたてて名なづけられたそうです。