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ヒマワリ フィボナッチ数列とヒマワリの関係とは?

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学名:Helianthus annuus 漢字名:向日葵 別名:ニチリンソウ(日輪草)、ヒグルマ(日車)、ヒグルマソウ(日車草)、ヒマワリソウ(日回り草) 英語名:Sunflower 分類/科名:キク科 / ヒマワリ属
草丈:30~300cm よく見かける場所:庭 花壇  よく見かける時期:7~9月花言葉:愛慕 崇拝

夏の花壇の中でも一番大きい黄色い花を咲かせます。大きな1つの花のように見えますが多数の花が集まって1つの花の形を形作っています。外輪に黄色い花びらをつけた花を「舌状花」内側の花びらがない花を「筒状花」と区別して呼ぶ場合があるそうです。
北アメリカ原産の一年草です。トウモロコシ、コスモス、サボテン、カンナ、マリーゴールドなどと同じようにコロンブスがアメリカ大陸を発見(1492年)した後にヨーロッパに持ち込まれた植物です。
当時はその花姿から「インディアンの太陽の花」「ペルーの黄金の花」「太陽について回る花」と呼ばれていました。英語では(Sunflower:太陽の花)と呼ばれます。フランス語ではソレイユ(Soleil:太陽)と呼ばれます。インカ帝国では太陽神の象徴としてヒマワリを大切にしていたそうです。
日本にヒマワリが持ち込まれたのは17世紀になります。和名の「向日葵(ヒマワリ)」は、花が太陽の方向を追うように動くことに由来します。ただし、朝に東を向いて夕方に西を向く動きは、つぼみをつける頃までで花が開く頃には生長が止まるためほとんど動かなくなります。完全に開いた花は基本的に東を向いたままになるそうです。

咲き終わった花は右(東)を向いていました。

種の実を食用や油糧とするためや花卉にするために広く栽培されています。ひまわりは世界で4番目に生産の多い油糧種子だそうです。油糧種子としての生産量は世界的にはロシアとウクライナが多く日本では北海道などで生産されているようです。

ヒマワリは夏の季語でロシアとペルーの国花になっています。

ヒマワリを調べているとフィボナッチ数列という言葉が出てきました。さらに調べるとおもしろいことがわかりました。自然はすごいです。

種の配置とフィボナッチ数列

フィボナッチ数列
Fn+2=Fn+1+Fn (F1=1 F2=1)で表される数列です。
具体的には1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、・・・というものです。
ヒマワリの種の並びに注目すると「らせん状」に整然と並んでいます。

数学の面白いこと・役に立つことをまとめたサイトより

時計回りと反時計回りの「らせん」の線の数を数えると
時計回りが21本、反時計回りが34本
時計回りが34本、反時計回りが55本
時計回りが55本、反時計回りが89本
のどれかになるそうです。(絶対にと書かれているHPもあります。)
21本,34本,55本,89本はフィボナッチ数列に含まれています。
このことは偶然ではなく、これより小さなヒマワリで観察しても、らせんの本数は減ってもその数はフィボナッチ数列に含まれるそうです。
ヒマワリの種が配置されている部分は円になっています。円の中にらせん状に種を一番多く保有するための数がフィボナッチ数列となるそうです。

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