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フキノトウ 七十二候が大寒の初候に変わり「フキノトウ」が出始める頃になりました。天然毒があります。あく抜きをして食べましょう。

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学名がくめい:Petasites japonicus 漢字名かんじめい:蕗 別名べつめい: 英語名えいごめい:Giant butterbur 分類ぶんるい/科名かめい:キク科フキ属
おおきさ:30~80cm よくかける場所ばしょ里山さとやま にわ  よくかけるつき:2~3月
花言葉はなことば待望たいぼう 愛嬌あいきょう

早春そうしゅん里山さとやまにわ黄緑色きみどりいろのぷっくりとした丸い筒のようなはなを葉のあいだからします。

フキは日本にほん中国原産ちゅうごくげんさん多年草たねんそうです。おか野原のはら土手どて道端みちばたなどの、やや湿しめったところに自然しぜんえています。くき地面じめnからずに地面じめnした地下茎ちかけいとなってよこながくのびてえていきます。雄花おばなかせる雄株おかぶ雌花めばなを咲かせる雌株めかぶ別々べつべつになっている雌雄異株しゆういかぶです。その雄花と雌花が「フキノトウ」とばれ山菜さんさいとしてべられています。雄花も雌花も花びらのようにえるものはありません。

雄花は花粉かふんをつけるので花色はないろはやや黄色味きいろみがかった白色しろいろはなくきは20 cmほどで生長せいちょうまり、花がわると茶色ちゃいろっぽくなってれてしまいます。雌花は花色が白っぽく雄花の花粉がつくと花茎かけいたかさ40 – 70cm ほどまでのばして、タンポポのような白い綿毛わたげをつけた果実かじつ種子しゅし)をかぜせてばします。花がわると、花茎とはべつ地下茎ちかけいから地表ちひょうまるします。

フキノトウはつぼみ状態じょうたい採取さいしゅして新鮮しんせんなものは、ほろにがあじと、特有とくゆうかおりがこのまれています。

七十二こう大寒だいかん初候しょこう(七十候)にわり款冬華 (ふきのはなさく)」になりフキノトウが出始ではじめるころになりました。
わがのフキはしていますがフキノトウはまだかおを出していません。日当ひあたりのいところのほうはやく顔を出すようです。

てんてん
てんてん

フキは天然毒てんねんどくふくんでいます。
調理ちょうりするときにはをつけて!!

フキは、ピロリジジンアルカロイドるいという植物しょくぶつ⾃分じぶんつくったどく天然毒てんえんどく)を含んでいます。ピロリジジンアルカロイド類は、調理ちょうりのときにねっしてもこわれにくいですがみずにはけるためみずにさらす「あくき」をしてべるとよいそうです。あく抜きの方法ほうほうこちらから(農林水産省のうりんすいさんしょう
植物しょくぶつは、動物どうぶつ昆⾍こんちゅうから種⼦しゅし若芽わかめなどべられないようにするため、⾃分じぶんどく天然毒てんえんどく)を作ることがあります。
⼭菜さんさいのワラビにもプタキロサイドという天然毒が含まれています。むかしからつたわっている伝統的でんとうてきな「あくき」によって安全あんぜんべることができます。大量たいりょうべたり、食べつづけないかぎりは健康被害けんこうひがいはないとかんがえられています。

しつもん いけん かんそう