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ミスジマイマイ 名前は三本の色帯(スジ)が目立つ個体が多いことからきています。日本の固有種の樹上性のカタツムリです。

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学名:Euhadra peliomphala  漢字名:三条蝸牛 分類/科名:オナジマイマイ科マイマイ属
殻高:~22mm 殻径:~45mm よく見かける場所:湿った場所  よく見かける時期:4~10月
春から秋にかけて湿気の多い場所や葉の上でみかけます。頭部に触角が大小2対あり、大触角(後触角)の先端には眼があります。

関東地方南部から中部地方東部に分布する日本の固有種の樹上性のカタツムリです。主に関東地方南西域、中部地方南東部、伊豆諸島の神津島以北に分布するそうです。関東北部は、ほぼ利根川を境にヒタチマイマイと静岡県東部ではクノウマイマイと分布が隣接あるいは重複しているそうです。
和名「ミスジマイマイ」は殻の周縁にはっきりした3本の色帯が目立つ個体が多いことからきています。

平野から山地の広葉樹の林などに生息し、庭などでも見られます。
地上から人の背丈を超えるほどの樹上にもいます。
高温・高湿度の日は、よく這い回りますが気温16℃・湿度70%を下回ると不活発になり休眠に入るそうです。
雌雄同体ですが他個体と精莢を交換した後に30から40個ほどの卵を産みます。繁殖期は4月~10月で特に春から初夏にかけて多く産卵するそうです。

アジサイの挿し芽のところにやってきていました。
久しぶりに出会いました。

てんてん
てんてん

マイマイ・カタツムリ・デンデンムシなど呼び方はいろいろありますが語源については諸説あるそうです。

カタツムリ
笠つぶり説、潟つぶり説、片角振り説など。
「つぶり」は古語の「つび(海螺)」で巻貝を意味するそうです。
デンデンムシ
子どもたちが殻から「出ろ!出ろ!」とはやし立てたことから「出ん出ん虫」(「出ん」は出ようの意)であるとの説。
マイマイ
「デンデンムシ」と同じように子どもたちが「舞え!舞え!」とはやし立てたことからという説。
蝸牛(かぎゅう)
動作や頭の角がウシを連想するためとする説。
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