1月7日は人日(じんじつ)の節句です。七草がゆを食べます。春の七草を冬の庭や野原で探してみましょう。

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人日の節句

1月7日は五節句ごせっくのひとつで人日(じんじつ)の節句(せっく)といいます。別名べつめい七草ななくさ節句せっく」ともいうそうです。。

七草がゆ

1月7日に七草の入ったおかゆをべて一年いちねん病気びょうきをしないで健康けんこうにすごせるようにねがいます。

五節句ごせっく

むかしの中国ちゅうごくこよみかんがかた日本にほん農業のうぎょうをおこなう人々ひとびと風習ふうしゅうがあわさってさだめられた日です。五節句ごせっくには3月3日、5月5日、7月7日、9月9日のように奇数きすうかさなるえらばれていますが、1月だけは1日(元旦がんたん)を特別とくべつとして7日の人日(じんじつ)を五節句のなかに、とりれています。「五節句」の制度せいど明治めいじ6ねん廃止はいしされたそうです。

人日じんじつ

むかしの中国ちゅうごくでは、正月しょうがつの1日を鶏(とり)の、2日を狗(いぬ)の日、3日を猪(ぶた)の日、4日を羊(ひつじ)の日、5日を牛(うし)の日、6日を馬(うま)の日とし、それぞれの日には、その動物どうぶつころさないようにしていたそうです。そして7日目を人(ひと)の日(人日じんじつ)として罪人つみびとへの刑罰けいばつおこなわないことにしていたそうです。

春の七草(はるのななくさ)

https://www.kagome.co.jp/vegeday/eat/202101/10889/より

むかしから日本にほんではとしのはじめにゆきあいだからをだしたくさむ「若菜摘わかなつみ」という風習ふうしゅうがありました。このとき摘んだ草が七草ななくさのもとになったようです。すずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)以外いがいくさ野原のはらにわつけることもできます。

芹(せり)

競争きょうそうつ』
セリ多年草たねんそう

水辺みずべえますのでかわなどの水場みずばつけられます。よくていますがべられない「ドクゼリ」もあるので食べるときはをつけてください。

薺(なずな)

御形(ごぎょう)

繁縷(はこべら)

仏の座(ほとけのざ)

菘(すずな):鈴菜すずな

神様かみさまぶためのすず
*カブのことです。

蘿蔔(すずしろ):清白すずしろ

『けがれの清白せいはく
*ダイコンのふる名前なまえです。
はる水辺みずべべられるくさ動画どうがです。(NHK for kids やく3ふん)

つけた七草ななくさ使つかって「七草がゆ」もできますね。
きれいなものを使つかってください。

しつもん いけん かんそう