ヤブラン　ＮＴ緑地の歩道の脇にならんで植えられています。花の後に黒っぽい実が出来ます。実の皮がはがれて種子がむきだしになります。

学名がくめい：Liriope muscari　漢字名かんじめい：藪蘭　別名べつめい：リリオペ　分類ぶんるい/科名かめい：キジカクシ科ヤブラン属　※ユリ科と表示されているときもあります。
大おおきさ：20～40cm　よく見みかける場所ばしょ：林はやしの中なか　緑地りょくち　　よく見みかける月つき：8～10月
花言葉はなことば：忍耐にんたい　謙遜けんそん

夏なつの終おわわりに緑地りょくちや日陰ひかげの庭にわなどで茎くきを伸のばして薄紫うすむらさきや白しろの小ちいさな、つぶつぶした花はなを咲さかせます。

細長ほそながい葉はを株かぶもとに茂しげらせています。葉は普通ふつう、濃こい緑色みどりいろですが黄色きいろや白しろのスジの入はいった葉もあります。
東ひがしアジアに生はえている毎年まいとし花を咲かせる多年草たねんそうです。日本にほんでは関東かんとう地方ちほうより西にしの本州ほんしゅう・四国しこく・九州きゅうしゅう・沖縄おきなわの林の中で木の下草したくさとして自生じせいしています。
庭にわや公園こうえんの日当ひあたりの良よくないところに園芸用えんげいようとしても植うえられています。
和名わめいのヤブランは、藪（やぶ）に生はえて葉の形かたちが蘭（ラン）に似にていることから名付なづけられたとそうです。

みちくさずかん

2020.04.12

シュンラン　四君子のひとつです。

https://mitikusazukan.com/シュンラン/hakidamegiku

学名：Cymbidium goeringii　漢字名：春蘭　別名：ホクロ、ジジババ　英語名：Riverstream orchid　分類/科名：ラン科シュンラン属草丈：　20～30cm　よく見かける場所：山野　庭　　よく見かける時期：　３～4月花言葉：控えめな美庭の片隅から、花が持ち上がってきました。キセルのような軸に羽のような花びらを広げています。毎年同じところで咲いています。日本及び東アジア原産の温帯蘭の代表的な花です。日本の各地に分布しています。四君子のひとつとして、文人墨客にも愛された植物で、墨絵や塗り物の茶器、椀などのモチーフ...

地方ちほうによりテッポウダマ（福島県ふくしまけん）ネコノメ（新潟県にいがたけん）ジャガヒゲ（岐阜県ぎふけん）インノシポ（鹿児島県かごしまけん）などと呼よばれているそうです。
花の後あとに直径ちょっけい5 mmほどの丸まるい実みをつけます。熟じゅくすにつれて緑色みどりいろから黒紫色くろむらさきいろへかわり目立めだつようになります。