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キャベツ 玉が固くしまって中が白い冬キャベツです。「春キャベツ」は葉がゆるくて緑色が濃いです。横浜市内産は「横浜キャベツ」の名称で知られているそうです。

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学名:Brassica oleracea var. capitata 別名:甘藍(カンラン)玉菜(タマナ) 英語名:Cabbage 分類/科名:アブラナ科アブラナ属
よく見かける場所:畑 旬:11~3月(冬)4~6月(春)

初冬の畑に青々とした葉の中に白っぽい大きな玉状の葉の塊をのぞかせています。

原産地は、ヨーロッパの地中海や大西洋の沿岸といわれている多年草です。野菜として栽培されるキャベツは一年草扱いになっています。
世界最古の野菜のひとつといわれています。
現在の玉のようになるキャベツが日本にやってきたのは明治時代だそうです。
キャベツという名前は英語名キャベジ(Cabbage: 頭上の野菜の意)からきています。
野菜としてのキャベツは、生産される季節により玉が固くしまって中が白い「冬キャベツ」と巻がゆるくて緑色が濃い「春キャベツ」というように呼び分けされることもあります。
別名の甘藍(カンラン)は漢名の甘藍からで玉菜(タマナ)は結球する性質に由来することから名付けられたそうです。
キャベツは淡色野菜の中では、カロテンやビタミンCを多く含んでいます。
春にアブラナのような十字型の淡黄色の花を咲かせます。

てんてん
てんてん

成長ホルモンの影響で丸く玉になるになるそうです。

キャベツはすべての品種が結球(丸く玉になる性質)するわけではないそうです。結球する品種は葉の成長ホルモン(オーキシン)が裏側に偏ることで葉の裏側が伸びて内側に湾曲していき、それらの葉が重なって結球するそうです。
キャベツの葉のつきかた動画です。(NHK for School約2分)
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