学名:Cleome hassleriana 漢字名:西洋風蝶草 別名:クレオメ 英語名:Spider flower 分類/科名:フウチョウソウ科セイヨウフウチョウソウ属
草丈:80~100cm よく見かける場所:庭 よく見かける時期:7~10月
草丈:80~100cm よく見かける場所:庭 よく見かける時期:7~10月
夏の暑い中、すーっとのびた茎に下から上に向かって蝶のような花を咲かせています。葉は、手のひらのようで花の茎の根元に広がっています。
南アメリカやアフリカのあたたかい地域が原産です。日本の寒さや暑さが苦手なので一年草になっています。
花は一日花で夜から咲きはじめ、昼ごろには、しぼんでしまいます。花びらは蕾のときは色が濃く咲いたあとは、だんだん白っぽくなっていきます。花は下の方から順に咲きあがるので、いつも上の方が色の濃いグラデーションになっています。
花がちってから実になるまでも早いので秋には、同じ花に蕾と花と実が一緒についている様子が見られます。実のサヤは熟して乾燥するとはじけてタネを四方に飛ばします。そのこぼれたタネから殖えるそうです。
和名の西洋風蝶草(セイヨウフウチョウソウ)は、花の姿がチョウが飛んでいるように見えるところから名づけられたそうです。英語ではチョウではなく、脚の長いクモにたとえて「Spider flower(クモの花)」と呼ばれています。
花屋さんでは、クレオメと呼ばれることもあります。

アフリカフウチョウソウを見つける前に写真を撮ったのがこの花でした。数メートルしか離れていない場所に咲いていました。