クコ 東アジア原産の落葉低木です。葉から根まで活用できる植物です。赤いクコの実は中華料理などにも使われています。春に芽吹いて秋に花を咲かせます。

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学名がくめい:Lycium chinense 漢字名かんじめい:枸杞 別名べつめい:カラスナンバン カワラホウズキ ノナンバン ウルフベリー ゴジベリー 英語名えいごめい:Chinese desert-thorn Goji berry 分類ぶんるい/科名かめい:ナス科クコ属
おおきさ:1~2m よくかける場所ばしょ野原のはら 鉢植はちうえ よくかけるつき:7~11月

はる日当ひあたりの土手どてなどで芽吹めぶきます。

なつからあきにかけて枝先えださき薄紫色うすむらさきいろちいさなはなかせます。あきあかをつけます。えだにはするどいトゲがあります。

ひがしアジア(中国ちゅうごく日本にほん原産げんさんふゆとす落葉低木らくようていぼくです。などにえています。きたアメリカなどにも運ばれて分布ぶんぷひろげているそうです。
若芽わかめ葉茎はくき果実かじつは食べることができます。果実は果実酒かじつしゅにしてくすりとして使つかわれています。あかいクコの中華料理ちゅうかりょうりなどにも使われています。

中国名ちゅうごくめい枸杞くこ」は枸橘(カラタチ)のようなとげがあり杞柳(コリヤナギ)のようにえだがしなやかにびることから名付なづけられたそうです。日本名「枸杞(クコ)」は中国名(漢名かんめい)がそのまま名付けられました。
別名べつめいの「ゴジベリー」は英語名えいごめいをそのまま使つかって日本にほん園芸店えんげいてんでも「ゴジベリー」の名前なまえ鉢植はちうえとしてられていることもある。

今年ことしも10月はじめに近所きんじょ土手どてのやぶのなか薄紫うすむらさきの花をつけました。

おな場所ばしょの3月の様子ようすです。クコの新芽しんめてきています。

てんてん
てんてん

はるからあきにかけてからまで食用しょくよう薬用やくようとして使つかわれます。

食用しょくよう

はる若芽わかめ
芽のさきみとってでてみずにさらしてものやおひたしにできます。なまをよくあらっててんぷらやいたものしるのみにします。

なつからあきにかけての葉
茹でておひたしや和え物や生のまま天ぷらにしたり煮付につけていたごはんにまぜてクコめしにします。
あきのよくれた果実かじつ
さけ果実酒かじつしゅにします。

葉や
こまかくきざんで乾燥かんそうさせてクコちゃとしてみます。

薬用やくよう

クコの果実は枸杞子(くこし)。根のかわは地骨皮(じこっぴ)。葉は枸杞葉(くこよう)という生薬しょうやくです。
葉は6 ~ 8月ころ、果実と根の皮は秋にとって水洗いしたものを天日てんぴ乾燥かんそうさせて使います。

しつもん いけん かんそう