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チガヤ 初夏に花穂をつけます。むかし花穂は子どもたちのおやつになっていたそうです。

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学名:Imperata cylindrica 漢字名:千萱 別名:チバナ、ツバナ 英語名:cogongrass  alang-alang  Japanese blood glass  分類/科名:イネ科チガヤ属
草丈:30~80cm よく見かける場所:草原 河原  よく見かける時期:花期は初夏(5 – 6月)
花言葉:親しみ深い 子供の守護神 みんなで一緒にいたい

日当たりのよい空き地に一面に生えて細い葉を立てた群落を作ります。初夏に花を咲かせ秋から冬に白い穂になります。白い穂は綿のようにほぐれて風に飛ばされて遠くまでタネをひろげていきます。

アジア大陸の中西部からアフリカ、オーストラリアにわたる広い範囲に分布する多年草です。日本では北海道から琉球列島までの全土で見られます。現在では北アメリカにも帰化しているそうです。
チガヤ属には世界の熱帯から暖帯に約10種があるが、日本では1種だけのようです。
日本にあるものをフシゲチガヤ(var. koenigii (Retz.) Durand et Schniz) として変種とする説があるそうです。
和名チガヤの由来は「チ」は千を表し、多く群がって生える様子から、千なる茅(カヤ)の意味で名付けられたそうです。
漢字で「茅」と書きます。これは尖った葉が垂直に立っている様子が矛に似ているところからきているそうです。花穂にも漢字があり「茅花」と書きます。そこからチバナ、ツバナの別名でも呼ばれています。このほかにもチ、マクサ、マカヤ、ミノカヤ、カヤなど多数の地方名があります。かつては食べられたこともある古くから親しまれた雑草である。
葉が伸びないうちに葉の間から花茎を伸ばして赤褐色の花穂を出します。この花穂を抜き取って噛むと甘いそうです。

本来は初夏の植物です。12月の住宅地の一角の空き地に群生していました。他のイネ科の植物の可能性もあります。

てんてん
てんてん

地下にしっかりした匍匐茎があるため大変しつこい雑草だそうですが、昔からいろいろ使われた植物です。

チガヤの使われ方

サトウキビとも近縁で根茎や茎などの植物体に糖分を蓄える性質があり外に顔を出す前の若い穂はツバナといって噛むとかすかな甘みがあるそうです。昔は野で遊ぶ子どもたちがおやつ代わりに噛んでいたそうです。地下茎の新芽も食用となったことようです。
茎葉は乾燥させて屋根を葺いたり成熟した柔らかな穂は火打石で火をつけるときの火口(ほくち)に使われたそうです。また、乾燥した茎葉を梱包材とした例もあるそうです。
ちまき(粽)は現在ではササの葉などに包むのが普通ですが本来はチガヤに巻いた「茅巻き」で、それが「ちまき」の名の由来ともいわれています。

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