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ナツミカン 春から夏が旬ですが秋から冬にも実をつけています。和名の正式名称は「ナツダイダイ」とされています。これは、実を収穫せずにそのままにしておくと、次の年は前年と当年の実が同じ木になることから「実りが代々続く」の「ダイダイ」から名付けられたといわれています。原木が山口県にあるそうです。

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学名がくめい:Citrus natsudaidai 漢字名:夏蜜柑 英語名:summer oranges 分類ぶんるい/科名かめい:ミカン科ミカン属
おおきさ:3~5m  よくかける場所ばしょにわ  よくかけるつき:花 5月 実 4~5月
秋から冬にオレンジ色の大きな実をたわわにつけています。

毎年5月上旬~中旬頃に、甘くさわやかな香りのする白く可憐な花を咲かせます。

日本の温かい地方で植栽される常緑低木です。
ナツミカンは来歴ははっきりしている珍しい木の一つだそうです。
江戸時代の中頃、青海島(山口県長門市仙崎)にある大日比海岸に漂着した果実の種子を島の西本チョウさんが蒔いて育てたのが始まりとされます。樹齢250年を超えるその原木は、昭和2年に天然記念物に指定され、同家に現存するそうです。

標準植物名「ナツミカン」は、実った果実が冬を越して翌年の夏が食べ頃になることから名付けられたそうです。
和名の正式名称は「ナツダイダイ」とされています。これは、実を収穫せずにそのままにしておくと、次の年は前年と当年の実が同じ木になることから「実りが代々だいだい続く」の「ダイダイ」から名付けられたといわれています。
実は、ごつごつで厚く固い皮が特徴で、香りがよく実は大きて食べごたえがあります。

そのままでもおいしく食べられますが、ジャムにしたりゼリーなどにもむいています。